本・バブルの歴史②・エドワード チャンセラー・南海泡沫会社
第3章が、忘れてはならず、許してはならない南海の愚挙
フランスのニシシッピ―計画がある。
これも眉唾だったようだが、これに刺激されてイギリスも同じような物を造る。
高名な南海会社の話になる!
世の中が一段落して平和になる。
閑になれば欲が出て来る。
自分も儲けたいと!!!
仕組みが分からない。
単純ではない!各種の年金型国債を株式に転換する。
要は株価が高い方が良い!「当たり前の話だが・・・・・・」
計画の成功は、国債保有者と投資家を騙せるかにかかっている???
手口が記述されている。素人には分からない!!!
現在人でも引っかかる???
事業内容も面白い!伝説もあるようだ・・・・・・
鉛から銀を抽出する事業
頭脳用空気ポンプ事業
性病治療
人間の髪の毛の売買
眉唾物である・・・・・・・
良く信用する気になるなァ~と!
国王から一般人まで、科学者・政治家と言い、欲の皮が突っ張っている!
ニュートンも儲けて、結局損したようだ!
女性投資家の例がある。ぼろ儲けしている人もいる??
儲けた人はいる。
売り逃げと言うのか、冷静だったんだろう!
日本のNTT株の放出と同じで、買わな損や!
国が保証している????
自信のない物には手を出さない事なのか!
第4章が、愚か者の黄金1820年代の新興国
イギリスに、1821年ありもしない南米の国から移住の話が持ち込まれた。
国王を名乗っていたのは、スコットランド人のようだ。
この詐欺師は資金を持って家族とフランス逃げた・・・・・・・・・
「新興市場」「新興国」への取引が盛んになる。
「第三世界」「後進国」より「新興市場」は投資先として魅力的に聞こえる????
南アフリカ・メキシコの鉱業株等がある。
鉱山もイギリスの技術力を持ってすればもっと生産量があがる???
結局鉱業会社は失敗する。
「投機の対象になった国についての無知と言う」
国内の企業もある。
「首都圏海水浴会社」
ロンドンまで海水を運び、保養地まで行かずに海水浴の効用を得られる。
(海水を運ぶのだから鉄管では直ぐに錆びる。SUSなら高額である。ちょっと考えただけで無理であるが・・・・・)
「ロンドン傘会社」
傘を持ちあるかなくても良いように、少額で傘を借りれる施設を造る。
「首都圏漁業会社」「ロンドン質会社」「ロンドン安全共同墓地会社」
面白い話である!
景気の上昇局面では、繁栄がいつまでも続くと思われる。
投機が行き過ぎになり、投資家を鴨にする詐欺が増える。
「だれでも、幸せなときほど、信じやすくなる」
危機が終わると金融機関は過去の愚行と損失を忘れて明るい未来を夢見て、愚かとしか言えないほど信じやすくなる!
10年間隔でブームと危機の循環があるとの説もある。(これは信じれる!)
今も全然変わっていないのか!
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