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2015年7月 9日 (木)

本・ナポレオンの生涯 (文庫クセジュ)・ロジェ・デュフレス

「不可能」という言葉を口にせず、わずか十年でヨーロッパの半分までも支配する帝国を築いた人物、ナポレオン。本書は、コルシカ島の下級貴族の息子として生まれた彼が、
軍事的統率力やプロパガンダ技術を身につけ、英雄への道を昇りつめてゆく軌跡を、丁寧に辿る。簡にして要を得た、ナポレオン伝の決定版。

20150709_book1

良くまとまっている。読み易いと思う
今までにない事をが記述されている。
生きている時には世界を失ったが、死んで世界を我がものとした」

ナポレオンは、元帥を量産した????
著者は彼らの能力を買っていない!
『ミシェル・ネイ』
モスクワ撤退でしんがりを務めて、「勇者の中の勇者!」と称えられた!
サーベルを揮って突撃する将軍である!
どうもそれ程有能では無いのか???
しかし実戦経験は豊富である!
要は、勇敢な前線の一司令官なんだろう・・・・・・・
全軍を率いるタイプでは無い!
個人的には好きな将軍である!
「映画 ナポレオンでの演じ方なんだろう・・・・・・・」

生まれた時から、最後までコンパクトに記述されいる。
ナポレオンの身内の評判・世評は書かれていない。
単に事実が書かれている。
読んでいて思うが、ヨーロッパ各国は歴史をどう教えているのだろうか???
知らない国がいっぱい出て来る。
ドイツは、ザクセン・バイエルン等沢山あるのは知っている。

シザルピン共和国、リグリア共和国・・・・・
小国がいっぱい出て来る。
どうなっているのかと思うが・・・・・・・・

権力掌握までの戦いがある。
重要事項は、国民投票に訴えたようだ!
なにが何でも成功しなければならない。
モロー・ベルナドット・オージュローらの将軍の嫉妬の的になった!
人間的である!
革命家と言うより、時流に乗った?
いや、泳いだと言った方が良い!
最後までナポレオンに忠誠を尽くした人は何人いたのか???

「映画 バルジ大作戦」
ドイツ戦車隊指揮官、ヘスラー大佐が言う。
「私の戦車隊が、バルカン半島を陥れたのは幻か?」
従卒に言われる。
「あなたの、意のままに動く古参兵たちは何処にいるのですか?」
そうして兵を見て愕然とする。
「子供だ!」
ナポレオンもあれだけ長く戦えば、いかに徴兵制があるとは言え補充に苦労する!
フランスは徴兵制をとった。
同盟国の外国兵も戦力である。ポーランド・プロシア・・・・・・
長引く戦いで、兵も損傷する。
補充してもなかなか戦力にならない。
特に騎兵なんかそうだろうと思う・
兵が未熟なので、砲を重用する。沢山欲しい。
その砲を造る熟練工も徴兵されている。
砲の出来も良くない!爆発する砲もあったようだ!

対フランス同盟の国の顔ぶれ。
変わる!
大陸封鎖!
大陸封鎖でもイギリスは屈さないようだ。
逆にフランスの方が問題なのでは?

ワーテルローに戦いになる。
これにネイを指揮官にする。
他にいない!!
そこまで言わなくても良いのにと思うが・・・・
分かっていなかった事も多く、ベルギー・ワーテルローに行く前に読んで良かったです!

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