桂枝雀一門会 8月15日 ピッコロシアター(尼崎塚口)
桂枝雀一門会、塚口のピッコロシアターだ。
尼崎と言えばかって住んでいたところである。
なので愛着のある街である。
ここに桂南光が来る。
これは行かなければならない!
14時開演である。
桂團治郎:狸の賽
桂雀五郎:遊山船
桂南天 :茶の湯
中入り
桂紅雀 :親子酒
桂南光 :火焔太鼓
ここは演目が先に発表されている。
桂南光が火焔太鼓である。
桂南光の初めて聴いた落語が、火焔太鼓である。神戸文化ホールである。
メチャメチャ面白かった。
又是非に聞きたいと思っていた。
そう言う事で盆の15日であるが行く事にした。
ピッコロシアターは、民間ではないのが良く分かる???
一番後ろの席である。頼んだのが遅かったせいもある。
最初が桂團治郎!
これは期待した!
何を???
携帯電話の電源を切るお願いがある。
ブルブルブルー、と鳴る真似をする。
今日はそれが無く、真面目に落語をした・・・・・・・
桂南天が長かった。
茶の湯も面白かったが、最初の話が面白かった。
ロックンローラーである。
まず給料が安いと!
だからラジオ番組でアルバイトしている???
京都のライブハウスへロックンロールを聴いた話になった。
ロックンローラーは盛り上げるのが上手い。
盛り上がっているのにまだ盛り上げようとする。
中頃に言う!
「歌ってもいいかな!」
「歌いたいんや!」
「歌わしてくれよ!」
これが落語だったらどうなるのか?
「喋ってもいいかな?」
「喋りたいいや?」
「喋らしてくれよ!」
お客が帰ってしまう。
同じ歌を聴きに来ている。
落語で同じネタを何度もすれば、お客が帰ってしまう!
ロックンローラーは楽ですよ!
途中でマイクを差し出してお客に歌わしている。
お前の歌を聴きに来ているんや!!
落語でマイクを前に出したらどうなるのか??
お客が帰ってしまう!
落語より面白かったと言えば、南天に怒られるのか?
落語も面白かった。
熱演で時間オーバーのようだった!
と中入り後の桂紅雀が言っていた。
この酒の落語も面白かった!!
そしてトリは桂南光!!
待ちに待った火焔太鼓である。
先に言うと、メチャメチャ面白かった!!
が時間制限があったのか、いつもの最初の小噺が無かった!!
多分「なんたら鑑定団」の話だったと思う。
養子に行っている。
この夫婦の会話が何とも言えない。
南光節である。
カミさんと番頭の声音は南光が良い!
チョッとあんた!!
太鼓が売れて値段の交渉がある!
住友の番頭である。
いか程でしょうか??
いかほど、たこほど・・・・・
目一杯出しますからと言えば南光が目を一杯広げる。
番頭も馬鹿にされているのかと思う!!
300両貰えてめでたしめでたし!!
奥さんを、お嬢さんからようやく呼び捨てに出来る!!
我が家も大満足で帰れました!!
« ホテルピエナの夏祭り! | トップページ | 本・新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方①(ヨーロッパ)・池上彰 佐藤優 »
「コンサート」カテゴリの記事
- 5月8日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール上方新鋭落語会2016(2016.05.08)
- 4月24日 日曜日 サンケイホールブリーゼ 南光南天二人会(2016.04.25)
- 3月6日 桂 文枝 独演会 加古川市民会館(2016.03.08)
- しんおん寄席 桂南光・桂南天二人会 2016年1月24日(日) 神戸朝日ホール(2016.01.25)
- 新春吉本お笑いバラエティーショー2016年1月2日 神戸国際会館(2016.01.02)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« ホテルピエナの夏祭り! | トップページ | 本・新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方①(ヨーロッパ)・池上彰 佐藤優 »
二郎さん、こんばんは。
いつも、かよこさんのブログと同じくらいに楽しく拝見させていただいております。
私は学生時代は豊中に住んでおりまして、学校帰りによく自転車に乗っている枝雀師匠をお見かけしました。
何せ、まだ子供でしたので、「あー、枝雀さんやー」みたいにお声をかけ続けていたのですが、いつも、見向きもされず、何やらブツブツ言いながら、自転車で立ち去られていきました。
のちに知ったのですが、自転車に乗りながら落語の練習をされていたとのこと。
二郎さんの落語のお話しから、何十年もたった今、枝雀師匠の懐かしいお姿を思い出し、思わず、コメントさせていただきました。
とは言え、今まで、数回しか落語に足を運んだことがない、ローラーズファンです(笑)が、これからもご夫婦のブログ、楽しみにしていますので、よろしくお願いします。
投稿: miya | 2015年8月18日 (火) 00時16分
まだ宴は終わっていなんですね!コメントありがとうございます。落語ファンと言ってもここ何年かのファンですので、
枝雀師匠はよく知りません。生で見られていたのなら感慨深いものがあるでしょう・・・・・・・・
又何かとローラーズも騒がしいようです。燃え尽きてくれたかと思っていたのですが、まだまだ燃える余地はあるようです。奥さんに「盛り上がるように」と言われましたが、部外者には騒がしいだけです。
今後もよろしくお願いします!
投稿: 二郎 | 2015年8月18日 (火) 20時21分