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2015年8月17日 (月)

本・新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方②(中東とイスラム国、イスラエル)・池上彰  佐藤優

イスラム国の話は分かり易い。
イスラム教の事も理解しやすい。
アラブの春は冬になったのか?
その前に夏の爆発があるみたいだが・・・・・

イスラム国の目的は、シリア・イラクにカリフをトップに据えたイスラム国家を造る。
中期的には、スペインからインドまで、かってのイスラム王朝が支配していた国を取り戻す事にある。

著者はイスラエルと親しい。
アラブは殺す相手をバラバラにしてはいけない。
必ず死んだことを認めさせなければならない!
アメリカの無人機プレデターがあるが、効率は良くない?
イスラエルの無人機は低価格で性能が良いようだ。
街中を飛び、目標を殺せる!
このイスラエルと日本は防衛協力を行うことになっている。
これを著者はこれをヒットと言う!

敵の敵は味方。
アメリカとイランが協力する?
当然イスラム国である。
宗教がらみと王族の国の問題が沢山記述されている。
大変ためになる・・・・・・・・
イランでは時間婚がある。
3時間で離婚する。
慰謝料は決まっている。
そう言う斡旋所がロンドンにあるようだ!
どこでも抜け道はある。
浮気も、売春も合法的にやる事が出来る?????
そう思うと、原理主義とは何かと思ってしまう。

キリスト教の各派は、横の連絡は無いようだ。
各派で教育している。
がイスラムはそうではないようだ。
各派一緒に教育していると言う。
スンニ派も4つの法学派がある。
問題なのはハンバリー法学派で、過激になり易い・・・・・・
この4つを全部同じところで教える。
イスラムは、対ユダヤ・キリスト教では団結する。
現場ではシーア派もスンニ派も一緒になって反米活動を行う。

シーア派も多数ある。
「十二イマーム派」を抑えればよいと言う。
イランの元大統領は、ハルマゲドンを信じている。
本当かいなと思ってしまうが・・・・・・・
良い原理主義も悪い原理主義もない。
ロシアとイギリスは分かっているが、フランスは分かっていないと言う。

イスラエルはシリア・アサドを支援している。
「敵に敵は味方?」
「知らぬ仏より、知ってる鬼!」もう一つ言うと、「知らぬ鬼より、知っている鬼」

シリア・アサドは予測可能と言う。
イスラム国は予想外の事をする。
大変よく分かる!

日本の外交官でイラン人と結婚している。
本人は隠したが、食事などで怪しまれる。
著者は怪しんだようだ。
案の定、スパイをしていたようだ・・・・・・・・

イスラエルを色が白いからと言って白人と思ってはならない。
ヨーロッパと言うより中東の人間と言う。
少し賢くなった気がするが・・・・・・・

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