本・国家の攻防/興亡 領土、紛争、戦争のインテリジェンス・佐藤優
ロシア、ウクライナ、シリア、「イスラム国。「世界の火薬庫」から考える!!
会員制情報誌『エルネオス』での、約9年に及ぶ連載を厳選した本書は、現代の危機・反知性主義との闘いの記録ともなっている。インテリジェンスで読み解く最新の世界史。
外務官僚と言うか、外務省の人間を実名で出す。
誉めるところは褒め、批判するところは批判する。
ボロくそに言っている。
名前をあげられていて、権力争いに熱心な官僚もいるみたいだ・・・・・・・・・
著者は国益と言うものを考える。
それより自分の立場、評判を考える官僚がいる。
内容は下記の通りである。
第Ⅰ部 静かに燃える北方領土
第Ⅱ部 稼働するプーチン帝政
第Ⅲ部 領土とインテリジェンス
第Ⅳ部 新帝国主義の戦争
ロシア関係がほとんどである。
著者は、ロシアの専門家である。
鈴木宗男と共に批判の対象である。
二人並ぶと、角さん助さんには見えない。
何を考えているか分からない不気味さはある。
二人とも顔で損している??
そんな事は無いか。
森元総理がいる。
ロシアには顔が利くようだ。
何かといえば顔を出している。
これはよい事と思うが・・・・・・
人脈は作っておかなければならない。
日本の間違い!!!
田中真紀子に川口順子の外務大臣。
これこそ任命者の責任になる。
特に川口順子なんてなんで任命したのか?
頭は良くても交渉ごとは別だと思うが・・・・・・・・
この当時、ロシアとの問題は袋小路になったと言う!!
外務省も、政治主導と官僚主導の争いがあるようだ・・・・・・・・
北方領土の問題がある。著者は長年この問題にかかわっている。
現実的に考える必要がある。
日本にも問題がある。
だいたい援助と引き換えに返却して貰う?
ロシアがどう思うか??
そのロシアについての記述は多い。
ロシアは小細工を嫌う!
日本は多そうであるが・・・・・・・・
シグナルを出す!
ジャブみたいなものである。
それを読み違えてはいけないと言う。
無視の事もあるようだが、
ソチオリンピックがある。
これを争ったのが韓国。
今出来るかどうか問題の韓国と争っていると言うのが面白いが・・・・・・
実現したのは、流石プーチン大統領である。
いまだに開催できるか疑われる国とは違う!!
シリア問題の話は複雑である。
現在の日本の政権はアメリカのレッドライン外交を支持している。
ウサマ・ビン・ラディン殺害を、菅直人でさえ支持した。
イスラエルと日本が突出して支持した。
シリア空爆を日本は明確な形で支持しなかった・・・・・・・・・
2020年の東京オリンピックの開催地の件がある。
これに中東諸国の支持を失いたくない。
これがプーチンと共同戦線をはる事になった。
結果日本の独自外交になった????
ウクライナの話がある。
クルミア自体の歴史も複雑である。
大国に翻弄されている。
民族、クルミアタタール、宗教にしろ複雑なのは分かる。
豊富な穀物地帯である。ドイツ、ヒトラーが目標とした。
ウクライナもドイツ側に立って戦った人も多い。
ロシアが毒蛇なら、ウクライナは毒サソリと言う。
マレーシア機撃墜のミサイルは、ウクライナが流したものと言う。
ウクライナも破綻している。
揉めさせて援助を引き出そうとしている???
あり得る話である。
日本はウクライナの暫定政権に特別な事はしない。
すればロシアの怒りを買う・・・・・・・・
スコットランド独立投票に、記者を派遣した「琉球新報」
色々考えがあるんだろう・・・・・・・・
あまり気分は良くない話である。
世界的に自己中心な考えになっている。
スコットランドも自国の権益を英国に為に使いたくない。
自分達で使いたい。
ギリシャも借金は貸した方が悪い。返せない物は放棄しろと言っている感じである。
自分の事しか考えないようだ・・・・・・・
各地の分離独立は、皆権益に絡んでいる???
ベルギー、スペイン、カナダ・・・・・・・・・
人権や人道を巡るプロパガンダには常に裏があると言う。
これはよく分かる!!
裏で儲けている奴がいる????
隣国がそうである。
今回の世界遺産の妥協!
別に登録しないでもよかったと思うが・・・・・・・・
あとである事無い事を言われる。自分の事をさておいて・・・・・・・
又都合よく利用されるのが落ちである!!!!
いろいろな例が記述されていて、面白い??
日本の外交はこういう人がやっているのかと思う・・・・・・・・・
指導者とは人脈を造る。
相手のシグナルを見逃さない!
勝てば官軍、負ければ賊軍なのか?
又著者の本は読んで行きたい!!
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