本・見せかけの正義の正体 この国で起きている本当のこと(2013/5)・辛坊治郎
もっともらしいウソをはがせば見える日本の真実。経済、国防、エネルギー、格差と貧困、社会保障…アベノミクスの祭りの陰で迫り来る本質的危機と、希望への処方箋。
著者もよく分からない人である。
ニュースキャスター???
なんだろうが、冒険家にもなる????
昨年に某銀行の講演会が著者だった。
大変面白く聴けた。
著者も日本の状況を考えている。
第1章 いまだに解けない原発洗脳
第2章 日の丸産業を殺すのは誰か
第3章 どうする!?引っ越しできない日本
第4章 テレビで言えなかったニュースの裏側
第5章 老人天国、役人天国を待つ未来
原発についての意見はうなづける。
大体、かってはといっても何十年前だが、「宇宙船地球号」と言われていた。
限りある資源を大事に使う!!
いまや誰もそんな事は言わない。
エネルギーは使うのが当たり前である。
この本では福井県の原発が記述されている。
福島も似たものである。
補助金が出ている。
補助金が出ている地方自治体の役場は立派である。
東海村は村である。それでも立派な役場がある。
何かあれば国の責任にするのはどうかなと思うが・・・・・・・
代替エネルギーがある。
太陽光、風力、地熱等ある。
信じられない話がある。
風力発電をやろうとして、調査を行った。
風量も問題ない。と言う事で作ったが上手くいかない。
責任は誰も取らない!!!アメリカ製の風量計で、マイルで表示されていたと言う。
1マイル = 1 609.344 メートル!
マイルとメートルをどう間違ったのか知らないが、体感でも分かると思うが・・・・・・・
無駄な金を投入したようだ。
多分
太陽光発電がある。
日本は中東と違うが、太陽光発電に適している?
今回塩害で耕作できなかった土地に太陽光発電を取付ける。
が農水産省を初め、既得権のあるところが反対する?
一等地に造る必要はないが、上手く出来る方法はある。
ダムがある。夜間に落とした水を再度揚げて又落差を利用する。
この夜間にあげる電力を太陽光で行う!
そう言う使い方もあると言う!!
エネルギーの自給の問題も誤魔化している。
著者の電気料金の追及は面白い。
ウランの方が、石油・天然ガスより早く枯渇するようだ。
それに大国、中国の消費量が増えている。(公害をまき散らしている)
核燃料サイクルも出来るかどうか分からないのが実情である。
潰れかけの農家も補助金が出るのでやろうとする。
変に延命になる。
それより潰れる物は潰してやる気のある農家を育てた方が良い。
そう言う事例も多いようだ。
そう言うところは農協に頼らない!
そうなると日本の地域格差の問題になる。
今回の大阪都構想に反対しているおばさんが、「私達の財産をよそで使われたくない!」
道州制なんか出来るのかと思う。
日本全体を考えているのか??
補助金を貰っている人がそんな事を考えない。
年金、生活保護も同じである。
一生懸命働いている人と、同じとは言わないが差を付けなければ勤労意欲が無くなる。
日本の何処に弱者がいる!
同和問題にしてもそうだが、変に人権が独り歩きしている。
東北の海岸をダムだらけにする。
美しいと言われていた東北の海岸である。
これは畑村洋太郎が正解であると思う。
絶えず危機感を持っている事の方が必要である。
やる事だけやって、一目散に高台に逃げる事が一番だと!
津波を見物に来て死んだアホもいたようだが・・・・・・・
ダムにより山の栄養が海に来なければ海は死ぬ!
これは実例がある。奥尻島である。地震後堤防を造り問題になった。
インタビューでダムの事を聞いているが、老人は造ってくれと言う。
後何年か問題無ければいいと言う考えである。
大阪都構想に反対した年齢層である!!
人の事は言えないですが・・・・・・・・
高速道路も無料にすると言ったのは民主党!
無料はともかく下げる事は必要である。
が著者は料金体系の矛盾を上げている。
結局は公共事業に頼るゼネコンの体質である。
料金も下がらない・・・・・・・・・
規制緩和の問題がある。
実例を記述しているだけに信憑性がある。
読んでみると面白い。
が、それが人命にかかわるのであれば考え物である。
海外で勝負している家電・自動車も先行きが不安と言う。
エコポイント等変な補助がある。
畑村洋太郎が言っているが、日本は技術に対する優位さがあると思っている。
それは幻想であると!
自動車の次世代の車はどうなるのか??
ハイブリッドは??
著者の意見は悲観的である。
官庁に逆らえば報復がある。日本の企業はその報復の陰湿さ、恐ろしさが身にしみている。
はっきりダメとは言わない。自主規制させて責任を取らない???
つまり勝手にやったと言いう事になる!!
尖閣問題、北朝鮮のミサイルの問題、韓国、竹島、北方領土、人権の問題、実名報道の問題。
殺された人の人権より、殺した人間の人権の方が大事なようだ。
選挙での政見放送。
みんな平等に発言させる。
はっきり言ってもう政権を取る力の無い社民党の政見放送なんて聞きたくもない。
これも平等であって平等で無いと思うが・・・・・・・・
著者が言っているが、「努力に報いる平等な社会とは???」
貰える物は貰えるだけ貰う風潮である!
沖縄も補助の出るサトウキビは生産するが、ゴーヤは宮崎あたりから買うようだ。
著者の本を読んでいると、遭難したとは思えない!!
反省しているのだろうと思う!
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