映画・ラストナイツ
映画、ラストナイツ。
ヨーロッパ旅行から帰って来たところである。
行く前に予告編で観ている。
これは是非に見たい。
監督が紀里谷和明。
そんなに沢山の映画を作っている分けではないが、ハリウッド進出である。
余程才能を評価されている。
伊原剛志が、クライヴ・オーウェンの好敵手役で登場する。
物語は主君の仇討の物語である。
帝国がある。
時代設定は中世である。
この帝国が戦国時代を潜り抜け太平の世になっている。
つまり徳川の世になっている。
一応平和である。
がそう言う時代は官僚が力を持つ。
賄賂が横行する時代になる。
帝国は様々な人種、宗教が寛容に許されている。
言語は英語か??
騎士道がすたれ始めている。
高邁な騎士が居なくなってきている。
騎士道??
武士道に通じるのか?
バルトーク卿(モーガン・フリーマン)がこれに反抗する。
帝国にでは無い。
この賄賂が横行する風習にである。
つまりギザ・モットに対してである。
ギザ・モットの腹心が、イトー(伊原剛志)である。
帝国の風景は凄い!
観ていて楽しくなる。
ロケはチェコのようだ。
ギザ・モットにより、バルトーク卿が皇帝の前で処刑するのは忠実な騎士、
ライデン隊長(クライヴ・オーウェン)である。
主君の命令は絶対である。
騎士は逆らえない!
泣きながら命令を実行する。
バルトール家は追放。
領土は他の領主に与えられる。
ギザ・モットはライデン隊長が恐ろしい。
殺したいが皇帝に手を出すなと言われている。
恐怖がある。
バルトールの騎士達も生活の為にバラバラになる。
要は、忠臣蔵を下書きにしている!
クライヴ・オーウェンが大石内蔵助。
ただクライヴ・オーウェンを見ていると、どうしても役所広司にダブってくる。
クライヴ・オーウェンはいつも同じ演技なのか??
キング・アーサー、ザ・バンク、キラー・エリートと観ているが変わらない!
いずれも面白かった。
元バルトール家の騎士達も自分の生活を始めている。
が帝国の城の改修などの工事で働いている。
当然侵入経路を確保するためである。
ギザ・モットはライデン隊長を見張る。
自分に復讐していると信じる。
徹底的にイトーに見張らせる。
千坂兵部??
色部安長??
大石内蔵助は遊びほうける。
相手を騙すために!
ライデン隊長も酒と女の放蕩生活を続ける。
妻にも出て行かれる。
主君の娘も売春宿に出されている。
ライデン隊長は徹底して自堕落な人間を演じて相手を騙す!
イトーも任務とは言えイヤになっている???
そうして城に潜入できる時期が来る!
かってのバルトール家の騎士たちが集まる!
夜に一気に攻め込む!
ギザ・モットは、恐怖のあまり1000名の兵で守らせている。
が城に鉄の侵入不可とも思える城門を設けた事により安心して兵を引き上げさせている。
この間隙を縫って復讐が始まる。
それまでに騎士たちが城の構造を調べている。
鉄の城門を解放する手立ても考えている。
一気に攻め込む!
ライデンとイトーの対決!!
これからの処置が難しい!!
国民は「帝国の失われた誇りを取り戻させた」として英雄視した。
赤穂浪士もである………
ギザ・モットは良く思われていなかったんだろう………
皇帝は諸侯を集め意見を求める。
この皇帝は肝心な事は自分で決めるが、意見は求める!
首相はこの時、ギザ・モットなので死んでいる。
諸侯の進言通りに、ライデンの部下たちを免罪し、ライデンのみに反逆罪で死刑を言い渡す。
どうも最後はよく分からない。
そう言いながら生かしたような感じがしないでも無いが………
面白い映画でした!!
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