本・大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (2015/10)②ヨーロッパ・アメリカ・池上 彰・佐藤 優
ソクラテスを生んだギリシャと今のギリシャはまったく別物である。
古代ギリシャが滅亡して1892年に、1900年ぶりに独立を果たす。
別であるのだが、同じと主張してヨーロッパ文明はギリシャ文明が造った。
なので助けるのは当たり前だと言う??
独立と言ってもオスマントルコ解体時に、緩衝地帯として造られた国である。
存在しているだけでよい!
産業が無い。工場でも造ると労働者を共産党が組織化する。
なので農業と観光しかない??
地政学上の問題もあるので援助は貰えた!
ギリシャは高をくくっている。
どうせ切れないと!!
ロシア・中国に接近するそぶりを見せる。
交渉能力はある。
ドイツのメンケル首相が、ギリシャ人はもっと働け!
と言ったようだ。
ドイツは9時に仕事をはじめて、12時で終わり13時から17時まできっちり仕事する。
ロシアは10時から仕事で、来てからゆっくりお茶してなんやかんやで12時になり、
14時まで昼食休憩で17時にまでだが16時には仕事は終わる。
実質3時間位しか働かないようだ!
ギリシャも似たようなものである。
やはりドイツは強い!
強いドイツはルターから始まる。
ヒトラーが尊敬するのはルターと言う!
ドイツはフランスより休暇の日数が多い。
それでバスで団体旅行なんかしている。
が階級社会である。
日本に来るドイツ人は、比較的エリートの階級であるが、そうでばければひんしゅくを買うような事をしている人も多い!
メンケル首相は東ドイツ出身になる。
アメリカはメンケルの真意をつかみたい。
なので盗聴する!
ロシアと何か密約でもあるのではないか??
フランスの小説に「服従」があるようだ。
ムスリムと極右勢力が伸びるが、ファシズムが嫌なのでムスリムの大統領が生まれる。
サウジ辺りから資金が出て、フランスは良い生活ができるようになる。
イスラムに改宗する。
服従すれば良い生活ができる。
本当になりそうな話である………
ドイツを批判するエマニュエル・トッドは、ヨーロッパから見れば敵を間違えている??
ドイツでは無く、イスラムだろう………
アメリカの選挙の話がある。
下院議員の選挙がある。
選挙区は、州議会が仕切る。
従って有利な区割りが出来る。
今は共和党が有利になっている。
いまだに南部旗を掲げる州がある。
南部では、アメリカに50の州ならぬ国があると思っている人がいる??
連邦議会の共和党の半数以上がパスポートを持っていない。
2008年の共和党副大統領候補、アラスカ州知事はアフリカが一つの国と思っていた??
ロシアは国境に緩衝地帯が欲しい。
北欧にはフィンランドがあった。中途半端な立場だった。
フィンランド化と言う時代があった。
冷戦時、フィンランドの生き残りの知恵だったようだ。
ウクライナにもそれが当てはめようとしている。
現実的な解決である。
ウェストファリア条約が出て来た。
30年戦争である。
カトリックとプロテスタントの戦争から始まったが、支離滅裂である。
戦争はもうこりごりとなった。
カトリック、プロテスタント、東方教会がある。
ギリシャ、ロシアは東方教会である。ロシアがギリシャに援助を申し入れている。
ユーロ危機で問題なのは、イタリア・スペイン・ポルトガル・アイルランドとカトリック系である。
これに対してプロテスタント系は勤勉であると言う。
ドイツ・オランダ・ベルギー………
イスラム教とキリスト教が対立している。
イスラム国は大量処刑もする。
間違いを犯す人間が法律を作るなどとんでもない。
神なら間違いを犯さない。イスラム法を絶対視する。
この本を読んでいる時期に、フランスで選挙があった。
極右政党が躍進している。
「小説 服従」の世界が現実味を帯びてきている。
これから移民反対の極右政党が躍進するであろう………
人口を考えると、圧倒的にイスラムが有利になっている。
人が増えれば食糧問題が出て来る。
エネルギーもある。
中国が一人っ子政策をとっていた。
とっていなければどうなっていたか??
もっと早い時期に戦争になっていたかも知れない………
アフリカも人口は増えている。
意図的に感染症を無くさず人口調整している??
英語でも教育は不要である。
母国語で教育してもらえるのは大変な事である。
みすみすそれを放棄するのか??
佐藤優が言っているが、語学なんて向き不向きがある。
不向きな人がやるのは時間の無駄であると!!
イギリスの士官学校でロシア語を教えて貰っている。
相当厳しい!!
出来ない人に無理にやらせる必要は無い。早めに諦めた方が良い!
藤原正彦もそれは言っていた。
それよりもっと教養を付けた方が良い。それには読書がある!
言語を変える。
中国共産党は、画数の少ない簡易体にした。
そうすればそれまでの漢字が読めなくなる??
そう言えばハングルである。
このハングルしか知らない朝鮮人は、過去の文献を読めない。
どうしてもハングルに翻訳しなければならない。
そうすると意図的に改ざん出来ると言う!!
怖い話である!
今役立つことは、すぐに役立たない!
教育は役に立たない事を教える??
帝国主義時代の植民地の教育がある。
イギリスは現地に教育機関を造る。
フランスは本国で教育する。
ポルトガルは何もしなかった………
モザンビークはポルトガルの植民地であった。
この留学生がイギリスに来る。
パブで酒を頼むが、字で書けと言われる。
書けない。それを見てイギリス人が笑う………
佐藤優が見かねて書いたそうだ。
イギリス人の意地の悪さを感じる!
日本はイギリス式を採用している。朝鮮半島・台湾・中国本土に学校を造っている。
東芝の粉飾がある。
この時気が付いている人も多い。
が上からの命令でやらなければならない。
こういう時にどうするのか?
上手くやれば出世する。
それを判断するためにも歴史を勉強する。
高校の世界史Aが良いと言う!
今度読んでみよう………
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