本・全日本プロレス 超人伝説(2014/7)・門馬忠雄
全日本プロレスを代表する13人のスターを、東京スポーツの名物プロレス記者として鳴らした著者が描く傑物列伝。彼らのマットでの活躍はもちろんのこと、御大ジャイアント馬場が海外に太いパイプを築けた秘訣、三沢光晴に負けてふさぎ込んだ〝完全無欠のエース〟ジャンボ鶴田、ザ・デストロイヤーと一緒にやった筋力トレーニング、行儀の悪い外国人レスラーを一喝したレフェリーのジョー樋口など、現場取材40年の著者にしか書けない秘話が満載。アブドーラ・ザ・ブッチャー、三沢光晴、小橋健太、大仁田厚、ファンクス、スタン・ハンセン、天龍源一郎らとのリング外の交遊録も一読の価値があります。
昔先輩によく言われた事がある。
ジャイアント馬場のファンかと??
そんな事は無いが、プロレス中継はよく見た。
日本プロレス、力動山の全盛期はまだ小学生である。
その頃の、悪ガキの話題は、馬場・猪木のどちらが強いかだった・・・・・・・・・・・
週刊ファイト、村松 友視の本もよく読んだ方だ。
「プロレスとは、イメージの世界である」
と言ったのは村松 友視!
勝って見せる。技を受ける。見せる事が重要である。
昔のプロレスラーのニックネームがある。
鉄の爪、荒法師、魔王、銀髪鬼、人間発電所・・・・・・・・
上手く付けている。
懐かしい!!
この本は内幕本では無い。
裏話もきな臭い話は無い。
最初にNWAの会合の風景がある。
著者言う、マフィアの集まりかと?
ここに馬場がいるが、ひけを取らなかったようだ。
アメリカでの信用度は猪木より馬場の方があったようだ。
それが分かる情景である。
全日本プロレスの怪人??
デストロイヤー、ブッチャー、ファンクス、ハンセン、ブロディー・・・・・・・・
この辺りは登場するだけで面白かった。
そう言えば怪人、シークもいた。
何と言ってもハンセンに尽きる。
動画でハンセンのウエスタンラリアットを見るが、恐ろしい。
三沢もよくこれだけ受けていたと思う。
超人たちの人柄を記述している。
悪い話と言うか、ドロドロした話は避けている。
爽やかに読める。
ジャンボ鶴田
村松 友視言う、スポーツマンがプロレスをやっている。格闘家の身体では無い??
誰とやってもベストマッチになる。
誰とでも合わせれる。プロなんだろう。早くに亡くなったのは残念である。
バスケットをやり、中央大学に実力で入学して、レスリングは自衛隊で教わった??
オリンピックに出場したが、早々と負ける。
そうしてプロレスラーになる。
選んだのが全日本プロレス。
これが良かったんだろうと思うが・・・・・・・・
スマートである。
ジャンピング・ニー・アタックと言う技がある。
坂口征二が良く使う。無骨な感じになる。
これをジャンボがやると、爽やかになる。
同じ技でも違って見える!
思い入れのあるレスラーだった。
ハーリーレイス、デックマードックと言うところが抜けているのではないか??
外人レスラーでは、ハンセンに尽きると思う!
思い入れが違うのか?
三沢については本当に残念である。
読んでいて思うが、プロレス団体は内紛が多い。
自己主張が多いのか?
ともあれもう少しレスラーも健康管理をしなければならない。
鶴田と言い、本当に残念である。
変わったところでは、カブキの名前がある。
カブキになったので成功した??
プロレスとは、見せる世界である。
そう言う意味ではカブキは良かったと思う。
高千穂ではあれだけ売れなかったと思うが、その為の努力も記述されている。
懐かしくもあり、楽しい本でした!
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