本・新・地政学 - 「第三次世界大戦」を読み解く (2016/3)・山内 昌之・佐藤 優
これが、世界を見るカギだ!
歴史分析・宗教・地政学 「歴史学の泰斗」と「インテリジェンスの第一人者」が示す“羅針盤"
テロ、IS、難民、米露、イラン、日中韓関係……混迷をきわめる世界情勢。
「歴史学の泰斗」と「インテリジェンスの第一人者」が潮流を読み解くための「羅針盤」を示す。
豊かな世界史の教養と、外交現場を知り尽くしたリアリティにもとづき、 日本の針路と、真のリーダー像を問う。
「歴史学の泰斗」と「インテリジェンスの第一人者」の二人の対談である。
両者の本はよく読んでいる。最近もよく読んでいるし、you tubeでも解説をよく聞いている。
ファンである!!
これに手嶋龍一、宮家邦彦、池上彰もよく読んでいる。
IS、イランとサウジアラビアの国交断絶が、中東は風雲急を告げている??
内容は下記の通りである。
まえがき (佐藤優)
第一章 「第二次冷戦」から「第三次世界大戦」へ――ISと中東情勢
第二章 世界で噴き出すナショナリズムの深層――スコットランド、ウクライナ、沖縄……
第三章 難民危機があぶり出すヨーロッパの「狡猾」
第四章 対シリア、苦悶する西側をロシアの「リアリズム」が嗤う
第五章 戦略物資と化したエネルギーが世界を動かす
第六章 対中、対韓、対露そして沖縄……日本の取るべき道
第七章 世界史のリーダー論
あとがき(山内昌之)
中東にウクライナ。
ISの問題がある。
中東では、「敵の敵は見方」「敵の敵はやはり敵」「敵の敵は味方にして敵」
要はいつ敵になるか、味方になるか分からないと言う!
日本人はどんな国か知らない国も多い。
サウジとロシアの原発の協定がある。
サウジも核保有国を狙っている?
アメリカがイランよりになっているので不信感を持っている。
「ただし中東で選挙で政権が変わるのはイランである。」
著者たちはロシアのプーチン大統領の力を認めている??
ロシアはイランの上空を巡航ミサイルを飛ばした。
相当な高性能で命中率も高い。
がイランにも落ちているようだ。
これをイランへの警告の為、わざとミサイルを落としたようだ??
そんな話もある。
イラクは3つに、シリアは4つの地域に分かれると言う分析がある。
その後の影響力を残さなければならない。
アメリカが援助しようとしているのは、単なる暴走族上がりのようだ………
ロシア、イラン、サウジ、トルコ、イスラエル、クルド………
シリアも2200万の人口がいて、国内から国民が逃げ出している。
ヨーロッパの難民の問題がある。
チェコのように、来ても無駄と予防線を張っている国もある。
各国で、ドイツでも反難民の極右勢力が伸びている。
ドイツ・英国は難民にとって良い国なのか??
シリアに引き上げてもらうのが一番良い!!
昨年のヨーロッパ旅行でパリのテロがありパリ行きを諦めた!
が片道切符で成田、関空に難民が来たらどうなるのか??
このテロがフランスの国策に影響した。
プーチンと組んだ!!
佐藤優が記述しているが、この難民のルートはテロリストにとっては都合が良いと言う!
そう思う!!
実際そうなんだろう………
ギリシャがある。
破綻国家である。
ここの借金を棒引きにするので、ギリシャで難民の面倒を見ろと!
どっかの島でと言う事のようだ。
ドイツも大変のようだ!
そう言う中で、スコットランド、ウクライナの問題があり、沖縄まで話が飛ぶ!
沖縄も植民地化されていたと感じている??
日本は援助を与えていると思っている??
スコットランドもどう思っているのか??
イングランドのEU離脱をチャンスとみているのか??
ISがアジアへ勢力を伸ばす!
新疆ウイグル。
中央アジアの国から浸透してくる。
そうなれば中国もメチャメチャになると言う!
チベット、ウイグル、モンゴルと中国も国内問題が多い!
インドネシアもそうなのか??
ロシアもコーカカスヘISが浸透するのが困る!
チェチェン人が中東のテロ組織に参加している。
プーチンは、そういう連中が入って来て欲しくない!
そう言う事もあり中東に介入している。
ヨーロッパ各国でイスラムが勢力を伸ばす。
「服従」
面白い記述があった。
浮気がある!
佐藤優によれば、ロシアも相当なSEX好きである。
本来人間はそう言うものなのか?
イスラムは一夫多妻を認めている。
これは昔は戦場で男が死ぬ。
その後の寡婦の為の制度でもあったようだ………
一夫多妻であれば浮気問題は解決する??
キリスト教?イスラム教?
それで改宗する人もいるのか??
自分に都合が良いのが良い宗教なのか??
必ず出て来る話である。
東北の震災でドイツはさっさと逃げ出した!
狡猾と言う!!
安倍談話がある。
世界的に評価されているようだ。
が中韓は評価しない!
1000年たっても立場は変わらない!
慰安婦問題も、合意はしたが合意を守ると約束はしていない!
平気で言いそうである。
著者たちが記述しているが、あったかどうか分からない南京問題の記憶遺産に反対して(当然反対すべきである)シベリア抑留を申請する。
誰が考えても、ちょっとおかしいと思うが………
外務省の能力の低下を問題にしている。
地球温暖化で北極海の航路が運航できるようになった。
温暖化と言う事は問題であるが、これにより津軽海峡、宗谷海峡が重要になるようだ。
日露戦争の時代になるが………
一気に読めるほんである。国際情勢がよく分かる!!
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