坂の上の雲

2015年3月23日 (月)

本・「坂の上の雲」と日本人・関川夏央

日露戦争で勇名を馳せた秋山好古・真之兄弟と俳句・短歌の革新者である正岡子規を軸に、明治日本の「青春」を描いた司馬遼太郎の『坂の上の雲』。この雄篇が発表されたのが1968‐72年である点に着目し、そこに込められたメッセージを解き明かす。斬新な視点と平易な語り口で司馬文学の核心に迫る傑作評論。


この本は学生時代に読んでいる。
金もない学生時代、親父の本を読ませて貰った。
ドラマも何回観たか?
歴史小説のおもしろさは、司馬遼太郎によって教えられたと思っている。
長ずるにしたがって、批判も多い事は分かって来た!
いつも思うが劇的に記述しすぎではないかと!
が面白い!
短編の方が良い作品も多い!

会津の事、関ヶ原の武将達、新史太閤記・・・・・・
最近では、軍師官兵衛の影響で、播磨灘物語を読み返している。
資料が公開されていない時に記述されているところもあるようだ。
坂に上の雲の前に、要塞を読んでいる。
旅順要塞に平然と突撃したのは知識としてあった。
日本人は勇敢だと思っていた。
そして乃木大将は、有能だと思っていた。
思うとしていたのかもしれない・・・・・・

そに時に、そう言う見方があると知った。
その乃木大将無能論に対する反論も多かったようだ。
当時の乃木軍の白井参謀が後に言っている。
「成って居らぬ」
理由はいきらでもあるだろう!
が何万の人が死んでいる。

脚気の問題がある。
これは戦場では非常に問題だったようだ。
ドイツ(細菌説)とイギリス(栄養のバランス説)の対立になる。
森鴎外までが絡んで来る。
陸軍と海軍の対立にまで行く。
海軍は脚気を絶滅できたが、陸軍はそうではなかったようだ。

坂の上の雲の矛盾点を指摘している。
山下大佐が封緘命令を持って汽車に乗るが、出来ない事を検証している。
小さな事だが面白い。

日英同盟、児玉源太郎の旅順行、バルチック艦隊、乃木将軍の殉死の時の新聞の対応、明石大佐の事、森鴎外・夏目漱石・正岡子規のこと、乃木将軍に心酔した人達、捕虜の扱い等記述している。
地球を半周して、ロシアから極東にまで艦隊を持ってくるのは奇跡とも言う!
石炭の積む場所もイギリスは当てにならない。
フランスも引き気味だっと言う。
メチャメチャ金がかかったのはよく分かる。
沈められに来たみたいなものだ!
対馬海峡、津軽海峡、宗谷海峡?
何処を通るかの話もある。この話は半藤一利が書きまくっているが・・・・・・・

坂に上の雲に出ていたが、旅順要塞攻撃にリズムがある。
ロシアも攻撃の日を推定していたようだ。
理由がある。
伊地知参謀が言っている。
砲弾の補給に1か月かかる。
日は偶数で割れる。要塞を割れる。
何かの記念の日なので縁起が良い!
司馬遼太郎が皮肉で言っている。兵も死ぬだろう・・・・・・

そんな事を思い出しながら読みました!
参考になる本だと思います! 

2015年3月 9日 (月)

本・日露戦争史(①~③)③戦い・半藤一利

20150309_book2

海軍は日本はワンセットの艦隊しかないが、ロシアは旅順と本国にある。
旅順艦隊が全滅したが、バルチック艦隊を派遣する。
講和はこの艦隊決戦にかけられる。
負ければ日本は制海権を握れない。
陸軍は満州で孤立する。
ロジェストウエンスキー提督!
坂の上の雲では酷評されている。
「司馬遼太郎はこの辺りは遠慮が無いが・・・・」
著者はひいき目に記述している???
この艦隊の航海は、坂の上の雲が詳しい!
実際にイギリスが妨害する???
その中で良く対馬まで率いて来たと思うが・・・・・・
日本は艦船の修理も終わり用意万端である。
ロシアは航海の最後に戦う事になる。
日本は秋山真之が段階的な作戦を考えている。
ここで著者は面白い事を記述している。
この作戦に竹島が含まれる。
ここでも戦いになる。
そこで改めて日本領土でなければ戦いにくい!
と言う事で調べて、日本領土にした。
そこまで条約と言うか、国際法を守ろうとしたようだ。
この事実がある。
面白い話である!
この海戦も東郷元帥を神格化するために、いろいろのなされたようだ!
別の本では実名まで上げているが・・・・・・
海戦については著者の本をよく読んでいるのでさらっと流したが・・・・・

旅順要塞、203高地がある。
はじめ海軍もこの港への攻撃を要求し無かったと言う。
が事情が変わった!
海軍は軍港内の軍艦を砲撃したい。
閉塞作戦は失敗している。
砲も盲滅法に撃てば良いものではない?
観測所がいる。
それが203高地である。
海軍はそれを要求している。
要塞を落す必要ないと思っていいる。
これはドラマでは秋山真之が熱弁をふるった場面である。
実際は旅順港内を碁盤の目のようにして砲撃したようだ。
これが効果があったようだ。
が観測所が無いので分からない。
著者は捕虜の尋問で分かったのではないかと言っている!
それで203高地を落さなくても良かったと言う書籍もある。
それは結果論に過ぎないので、おかしいと思うが・・・・・
が乃木は旅順を落した英雄になる。
ロシアは誤解する。
難攻不落の旅順要塞を落した乃木第3軍は日本最強であると!

それが奉天会戦に影響する!
司馬遼太郎は、乃木を酷評し、児玉源太郎をべた誉めするが・・・・・

日本海海戦がある。
ロシアの軍艦の名前がある。
覚えにくい。
水兵たちは、よく似た日本語のあだ名を付けて覚えたようだ。
Z旗上がる。
「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」
が水兵たちはそんな難しい言葉は分からない。
将校たちは簡単に教えたようだ。
負ければ後がない!頑張れと!
なんとなくホッとする話であるが・・・・・

日本海海戦後、ようやくアメリカの仲裁で講和の話になる。
何処でやるからから揉める。
代表は、日本は伊藤博文か小村寿太郎で小村になる。
ロシアはウイッテである。
坂の上の雲ではもっともよく登場する名前である。
駆け引きは面白い。
日本はこれ以上戦えない。
ロシアも戦力を増強しているとはいえ、国内事情が許さない!
「ロシア煙草」の電報がある。
これを発すれば、ロシアは攻勢を取る。準備は出来ている。
どちらも強気のポーズを取る。
ロシアは賠償金を払うぐらいなら、その金で戦争を継続する???
小村寿太郎は国民の求めている賠償金が取れないだろうと思っている。
交渉に行く前は壮大な見送りだが、帰って来る時はどうか?
伊藤博文が、自分だけは迎えに行く!
結果が読めている。
この時期に、ルーズベルトに樺太攻撃を勧められる。
その方が講和がやり易くなると!
和平の最中に攻撃するのはどうなのか???
結局賠償金無しで決まる。
朝鮮半島、清の意向は無視である。
この時日本が負けていたら、朝鮮半島はロシア領土になっていたのか?

この戦争で日本は、歩兵の白兵突撃、大兵力の夜襲、火力よりは精神力、大鑑巨砲主義による決戦主義、開戦劈頭の奇襲攻撃の先例を作ったと言う!!

問題の山県有朋。
元桑名藩士、立見尚文!
賊軍とは言え有能な指揮官である。
立見は常勝将軍である。山県は立見に負けている。
が、才能を認めて大将にまでしている。
日露戦争でも活躍したと言う!
山県も色々言われるが、立見の才能は認めたようだ。
軍人だからか?
政治的センスがあればどうなっていたかは分からないと思うが・・・・・・

大大作である!
文豪も登場する。
面白かったです!

本・日露戦争史(①~③)②国内事情・半藤一利

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そうして開戦前の混雑がある。
ロシアが脅威ならロシアとロシアと協調する考えもある。
日露協商!
敵の敵は味方!
ロシアの勢力が南下するのを喜ばない勢力もいる。
ロシアと同盟を結んでいるフランス。
ドイツへのけん制の為に、ロシアのヨーロッパの勢力がアジアに増強されるのは困る!
ドイツは逆である!
ロシアの戦力が東へ行き、ドイツの負担を軽減したい!
となれは列強で日本と利害関係が一致するのはイギリスになる!
条約を守ることについては、違反の常習犯がロシア!
イギリスは守る。
がイギリスは大国である。日本は小国である。
対等に同盟が結べるのか?
イギリスも事情がある!
日英同盟が成立する。

そう言う意味では、太平洋戦争時アメリカと協調する道はあったんだろうと思うが・・・・・
日露戦争も太平洋戦争も相手の首都まで攻める力は日本に無い!
何事も始めるのは簡単であるが、終わりは難しい!

戦略、戦術がある。
陸海軍の協調があるか?
どこも海軍と陸軍は仲が悪い!
情報の交換は必要である。
色々あるが太平洋戦争時と違い上手く交換で来ていたようだ。
山本五十六と宇垣纏が口もきかなかったのが、太平洋戦争!
著者らしくいたるところに、太平洋戦争との比較が出て来る。

陸軍は緒戦は勝たなければならない。
その為に敵に倍する兵を動員する。
当たり前の事である!
海軍も出来るだけの軍艦を揃える。
その為にアルゼンチンからロシアに買われ無い為に日本が買う。
それが揃う時まで開戦を待つ。

山本大臣は奇襲作戦を意図する。
それが前例となったと言う。
実際に奇襲作戦は成功する。
博打では無い。
司令官を変え、万全の体制をひく!
山本大臣も戊辰の役を経験している。
戦いのおいて独特の感があったんだろう!
東郷を連合艦隊司令官に持って行く。
『運が良い!』
それだけではないだろうが・・・・・・
作戦があるが、プロシア参謀総長モルトケは、前線の将軍の独断専行を許したようだ。
一番戦いの様子が分かっている。
ウラジオストックに残っている艦隊に通商破壊を行われる。
これを第2艦隊が攻撃するが、大本営が命令し混乱する。
これを山本大臣が見ている。
余計な口出しをしない方が良いと感じたようだ。
それで対馬か?津軽か・宗谷か?
バルチック艦隊の航路についても現場に任せていたようだ!
結局これが生きた!
これも「坂の上の雲」での記述の時代より、新しい事実が発見されている。
津軽への移動が決まりかけていたが、一人の軍人の踏ん張りによりそうはならなかったようだ!
その場にいた者にしか分からない事もある!
書き直しも必要なのか???
明治の軍人は自慢話はあまりしなかったようだ!
昭和の軍人はそうでは無いようだが・・・・・

機雷により初瀬、八島が沈んだ。
責任論がある。
二人の艦長を東郷は責めなかった。
「おはんらの命、わしに預けてくれんか!」
この時の、山本大臣と東郷元帥の態度を著者は褒める!
海軍は辛い。
艦と運命を共にすればしたで、生き残ったら又それで何か言われる!
そう言えば、ノモンハンで現場の指揮官に責任をなすりつけ腹を切らした陸軍参謀もいる。

一つの事実がある。
乃木司令部は旅順総攻撃に規則性を持たしていたようだ。
ロシアも察している。
26日に攻撃してくる。
①   火薬の補給が1カ月かかる。
②   南山攻撃の突破が26日であり、縁起が良い!
③   26日は偶数で割り切れる。つまり要塞を割れる。
著者は穏やかに記述しているが、司馬遼太郎はそうでは無い!
『兵も死ぬだろう!』
と、司令部を酷評している!

現場の指揮官が、日本兵は精神的に強くない!
と感じていたがこれはモミ消されたようだ。

2015年3月 8日 (日)

本・日露戦争史(①~③)①開戦へ・半藤一利

国はどのように戦争に至るのか?人はなぜ戦争を始めるのか?近代日本に決定的な転機をもたらした日露戦争を詳細に描く大作。

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単行本で3巻の大作である。
日露戦争と言えば司馬遼太郎、坂の上の雲がある。
秋山好古・真之兄弟を主役に持って来ている。
これは小説と言い、ドラマと言い面白かった!
今回はあまり登場しない!
歴史探偵、半藤一利なので色々な資料から新たな事実(?)を記述している。
又太平洋戦争時との、日本の首脳陣の考えの違いを記述している。
新しい事実もあり大変面白い。
現状への認識がある。
時代は朝鮮半島、清は何処の勢力に入るのか???
列強の争いである。
取らなければ損である???
良くは無いがそう言う時代である。
清・朝鮮半島の意志は関係ない。
ロシアは満州・朝鮮半島を取ろうとする。
日本にとっては防衛戦争になる。
ロシアと戦争になる。
が明治の首脳は国情を把握している。
ロシアの歳入は20億円で、日本は2億円の歳入しかない。

日英同盟を結ぶ。
その前に日英独の三国同盟と言うのがあったようだ。
第二次世界大戦の、日独伊露の四国同盟もあったようだが・・・・・・
日本国民は英国と対等の同盟を結べた事を喜んだ!

戦争の終わりを想定して開戦になる。
イギリスは日英同盟で仲裁できない。
フランス・ドイツもロシアに近いと言うより同盟国である。
となれば仲裁できる大国はアメリカしかない!
そう言う認識で動く!
太平洋戦争。
ドイツの勝利のみを当てにして、まともに終わりを考えていない。
バスに乗り遅れるな!

日露戦争に参加した軍人たちがいる。
後に太平洋戦争時の将官になっている。
著者も嫌味で記述しているのか?
負傷、後送されている軍人が多い。
戦っていても一時期だけである様だ。
もっとも大物として伏見宮がいる。
嶋田繁太郎、荒木貞夫らもいる。
戦いの後の実を取るのは必死で戦った人たちではない様だ・・・・・
そういう人達は戦死している!
幕末維新の後の山県有朋が良い例なのか??
山本五十六は日本海海戦を戦い負傷している。

情けなくなる話がある。
暗号をロシアに読まれている。
「貴国の暗号は、暗号と思っているのは貴国だけで、他の国にとっては平文と同じである」
ロシアの高官に言われる。
「私の名前がかわったようですネ!」
暗号解読していることがマルバレである。
国交断絶の通告もばれていたようだ。
仏大使に「お別れですね!」
と言われたようだ!
おおらかな時代である!
第2次世界大戦のアメリカ、イギリス。
暗号解読の事実は、犠牲を出しても守ったようだ!
日露戦争時は、日本に暗号解読していると教えている。
日本も舐められている・・・・・・

さまざまな参加者の証言を拾い出している。
それだけでも相当な作業になると思う・・・・・・
読み応えのある本である!

やはり日露戦争については、「坂の上の雲」の影響が大きい。
二郎なんか何回読んだか分からないし、ドラマも何回も見ている!
戦争までの流れがある。

ロシアは鉄道保護を目的に、大軍を満州に送り込み、満州で清国人3000人を虐殺したようだ。
日本は朝鮮半島を防衛線と考える。
満州はロシアが確保してもよい。
満韓交換説!
どちらにせよ朝鮮半島、満州の国民の意志は関係ない!

坂の上の雲では、ロシア皇太子が日本に来たことが記述されている。
この本ではその記述は無い。
が代わりに、クロパトキンが日本に来たことが記述されている。
日本も敵愾心丸出しだったようだが・・・・・・

著者ならではの、太平洋戦争との比較がある。
開戦前に、山本海軍大臣と、陸軍児玉源太郎が戦略の打ち合わせを行っている。
太平洋戦争はどうだったのか?

ドイツの観戦武官のロシア軍の分析がある。
ドイツはロシア寄りである。
「兵質不良の烏合の集団である!」

2014年12月31日 (水)

本・「坂の上の雲」と日本人・関川夏央

日露戦争で勇名を馳せた秋山好古・真之兄弟と俳句・短歌の革新者である正岡子規を軸に、明治日本の「青春」を描いた司馬遼太郎の『坂の上の雲』。この雄篇が発表されたのが1968‐72年である点に着目し、そこに込められたメッセージを解き明かす。斬新な視点と平易な語り口で司馬文学の核心に迫る傑作評論。

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この本は学生時代に読んでいる。
金もない学生時代、親父の本を読ませて貰った。
ドラマも何回観たか?
歴史小説のおもしろさは、司馬遼太郎によって教えられたと思っている。
長ずるにしたがって、批判も多い事は分かって来た!
いつも思うが劇的に記述しすぎではないかと!
が面白い!
短編の方が良い作品も多い!

会津の事、関ヶ原の武将達、新史太閤記・・・・・・
最近では、軍師官兵衛の影響で、播磨灘物語を読み返している。
資料が公開されていない時に記述されているところもあるようだ。
坂に上の雲の前に、要塞を読んでいる。
旅順要塞に平然と突撃したのは知識としてあった。
日本人は勇敢だと思っていた。
そして乃木大将は、有能だと思っていた。
思うとしていたのかもしれない・・・・・・

そに時に、そう言う見方があると知った。
その乃木大将無能論に対する反論も多かったようだ。
当時の乃木軍の白井参謀が後に言っている。
「成って居らぬ」
理由はいきらでもあるだろう!
が何万の人が死んでいる。

脚気の問題がある。
これは戦場では非常に問題だったようだ。
ドイツ(細菌説)とイギリス(栄養のバランス説)の対立になる。
森鴎外までが絡んで来る。
陸軍と海軍の対立にまで行く。
海軍は脚気を絶滅できたが、陸軍はそうではなかったようだ。

坂の上の雲の矛盾点を指摘している。
山下大佐が封緘命令を持って汽車に乗るが、出来ない事を検証している。
小さな事だが面白い。

日英同盟、児玉源太郎の旅順行、バルチック艦隊、乃木将軍の殉死の時の新聞の対応、明石大佐の事、森鴎外・夏目漱石・正岡子規のこと、乃木将軍に心酔した人達、捕虜の扱い等記述している。
地球を半周して、ロシアから極東にまで艦隊を持ってくるのは奇跡とも言う!
石炭の積む場所もイギリスは当てにならない。
フランスも引き気味だっと言う。
メチャメチャ金がかかったのはよく分かる。
沈められに来たみたいなものだ!
対馬海峡、津軽海峡、宗谷海峡?
何処を通るかの話もある。この話は半藤一利が書きまくっているが・・・・・・・

坂に上の雲に出ていたが、旅順要塞攻撃にリズムがある。
ロシアも攻撃の日を推定していたようだ。
理由がある。
伊地知参謀が言っている。
砲弾の補給に1か月かかる。
日は偶数で割れる。要塞を割れる。
何かの記念の日なので縁起が良い!
司馬遼太郎が皮肉で言っている。兵も死ぬだろう・・・・・・

そんな事を思い出しながら読みました!
参考になる本だと思います!

2014年11月30日 (日)

本・人間というもの・司馬遼太郎

『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などの膨大な作品群によって、人間とは何か、日本とは、日本人とは何かを問い続けた国民作家・司馬遼太郎。本書は、数ある名作・名随想のなかから、混迷の現代社会を生きる上での道標とすべき珠玉の言葉を、テーマ別によりすぐったアフォリズム集である。歴史・文明への透徹した洞察、人間への温かなまなざし―司馬文学の魅力を濃密に凝縮したファン垂涎の一冊。

20141130_book3


確かに面白い。何回か読んでいる。
単行本で読み、文庫本でも何回か読んでいる。
この度又ブックオフで見つけて買った本である。
面白い!
気になるのを集めてみた。

1、美人はわが身が美しいと思えばこそ、より美しくみえ、美しさを増す。才ある者は思いあがってこそ、膂力がある者はわが力優れりと思えばこそ、力を発揮する。『期待が人を育てる?』
2、人の一生は短いのだ。好まざることを我慢してやるより、好むことを磨き伸ばす。その方が大事である。
3、「一隅ヲ照ラス者、コテ国宝」最澄。
4、たとえ小人でも長所をとって小職に用いればよい。ただし長官に据えたり重職につけると国家をくつがえす。
5、人の好意をよろこばぬとかえって人は裏切る。
6、「世を動かすのは、これだ」 これは欲望をさす。
7、人間の一生のうち、飛躍を遂げようとおもえば生涯に一度だけ、渾身の知恵をしぼって悪事をせねばならぬ。
8、国家に責任をもっている専門家とか、その専門家を信用する世間の常識というものほどあやうくもろいものはない。大正末期から昭和初期の高級軍人や高級官僚は日本の把握が出来ず、幼児のようであった。
9、戦争は補給が決定する。その原則通り日本は負けた。
10、世間は他人の批評をするときはすべて道徳家になる。『大変よく分かる』
11、古来将軍の才能ほど稀有なものはない。源平争乱で将才を持ったのは義経だけである。戦国時代も数人しか出ていない。
12、光秀が聞く。勝手の秀吉の家臣に秀吉とはどう言う男だ。少しのてがらでもビックリする褒美をくれる。光秀は考え込んだようだ。
13、家康は誰よりも、信玄・謙信・信長・秀吉よりも長命だった。
14、家康は衆議にかけた。自分の案があっても幕僚の意見を聞いた。そうして幕僚たちの頭脳を練らした。『信玄もそうだったようだが・・・・』
15、白河以北は敬語が少ない。スチュワーデスを東北から採用しにくい。『和歌山は?』
16、日本と日本人は、国際世論のなかではつねに無視されるか、気味悪がられるか、はっきり嫌悪されるかのどちらかである。『まるで今の現状である』
17、日本人はその主君に対して忠誠心がない。『戦国時代まではそうなんだろう』
18、陸軍にあっては「戦車は戦車である以上、敵の戦車と等質である。攻撃力も防御力も同じである。これに疑問をいだくことは禁忌である。
19、名将とは臆病であらなければならない。それが自軍の欠点と利点を考える。
20、すぐれた謀略とはわざわざ罠を造ることではない。それは見えすいた作為で謀略ではない。たまたま発生してくる事象に少し手自然に近い作為を施すと言う。又ウソは誠実につかねばならない。誠心誠意だまさねばだませない!
21、人の運命は九割は自分の不明による罪だ
22、ある人物をひとに観察させるとき、よほどの器量の者にそれを見せなければ印象をあやまる。『信長の評価か?』

大変面白い本です。
時間がある時に読みかえしている本です!

2014年8月20日 (水)

本・小村寿太郎とその時代・岡崎久彦

明治維新から日清・日露戦争を経て、世界の頂点に躍り出た日本。陸奥宗光に見出され、桂太郎内閣では外相として、その外交を一手に担った小村寿太郎は、英米の力を背景にロシアに対抗し、その後日本独自の大陸発展を目指したが…。本書は、興隆期日本の命運を背負った小村寿太郎の生涯とともに、日本近代化の歴史を描く力作評伝である。

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日清戦争までは、著者の「陸奥宗光」を読まなければならない??
小村寿太郎の活躍を描く。
著者の本も何冊か読んでいる。
テレビにもよく登場する。
喋り方がぶっきらぼうである。
当時の日本の政治がよく分かる。
帝国主義がある。日本は遅れて参画した。
なのでイギリスほどの老獪さなんてない。単刀直入である。
日韓併合の過程がよく分かる。
朝鮮半島はどう思っているのか分からないが・・・・・・
当時朝鮮半島は苦しい。
清・ロシア・日本に囲まれている。
日本は防衛上から、朝鮮半島は中立が望ましい。
が中立なんて出来るのか?
ロシアは、満州から朝鮮半島が欲しい。
韓国内もロシアと結びたい勢力がある。
といっても、ロシア・日本・列強とも朝鮮半島の国民の事を思っているわけではない。
自国の事だけしか考えていない。

そういう中で、日露戦争が始まる。
この時期の外相が小村寿太郎である。
頭は良いのだろう。
が親の借金を背負う。
借金取りに追いかけられていたようだ。
が実力がある。外務省でのし上がる。

この時期の国際情勢も大変よく分かる。
日露協商か?日英同盟か?
イギリスは、義和団事件等の日本軍の規律を評価したようだ。
アジアで同盟に値する国と評価した。
が、陸奥宗光、伊藤博文らは、イギリスが日本と同盟を結ぶなんて考えられなかったようだ。
伊藤博文は、それより現実的な日露協商に走る。
この辺りは読んでいて楽しい。
満韓交換説がある。
満州はロシアが取り、朝鮮半島は日本が取る。
勢力範囲を決める。
ただし、清・朝鮮半島の意志は関係ない。
ロシアは日本を侮り、決めるのは日本では無く、ロシアだと!!!!!
しかし列強はロシアの影響が大きくなるのは困る。
イギリスは、ロシアの影響がアジア、インドに及ぶのを避けたい。
複雑である・・・・・・
日露戦争後、列強は朝鮮半島の日本の支配を支持する。

日露開戦から、ポーツマス条約がむすばれるまで記述されている。
日露戦争ではどうしても乃木大将が登場する。
愚将か?名将か?
司馬遼太郎は明らかに愚将説である。
著者は名将説であると感じた。
莫大な損害を出しているが、戦後の日本の評価を上げたのは間違いない。
坂の上の雲にもあったが、ロシア陸軍は負けていない。
日本は奉天でもかろうじて勝ったが、立ち直れないほどの損害を受けている。
ロシアは、まだまだ精鋭を送れる。
海軍は負けたが、陸軍はハルピンに100万の兵を集結させて、勝てばよい考えである。
日本は幸運だったのだろう・・・・・
そこまでしないで講和に持ち込めた。
日露双方、譲られない地点での妥協を図る。
かろうじて、南樺太は日本の物になった。
これはルーズベルトがロシアにそう言ったからと言う。
『イギリスの情報で、皇帝が譲ってもよい。と言う話も読んだことがあるが・・・』

著者言う。
朝鮮半島支配は、現在から見れば暴挙であるが、当時としては他の方策があったのかと!
インド支配のイギリスは、インドに不良イギリス人を入れなかった。
一旗揚げようと言う、不良外人を入れなかった。
そういう人間はオーストラリアに行って貰った?????
それに対して、日本は他に行く所が無いせいか、朝鮮半島に行ったのは不良外人が多かったようだ????
真面目な人も多いと思うが、支配する側の立場で傍若無人な態度だったようだ。
日露戦争で、朝鮮半島は日本軍と共に戦ったわけではない。
世界の眼は、ロシアの勝利が見える。
その時に、日本に協力したとなれば戦後どうなるか?
これは当然の態度と思う。

ともあれ、そう言う帝国主義の時代であった。
列強に入るために最大限の努力をしたのだろう。
当時の世界情勢、日本の情勢、清、朝鮮半島の情勢もよく分かる。
しかしそれを見据えて、進路を決めた明治の政治家たちがいる。
昭和とは違うと言う事か?
こういう本で、朝鮮半島の事を教えればよいと思う!
いつまでも朝鮮半島に好きな事を言われないためにも、そう思う!

後、陸奥宗光から著者のシリーズを読んで行きたい。
『何冊かは買っているが・・・・・』

2014年5月28日 (水)

あの戦争と日本人①幕末から・半藤一利

歴史とは、前の事実を踏まえて後の事実が生まれてくる一筋の流れである―明治維新、日露戦争、統帥権、戦艦大和、特攻隊。悲劇への道程に見える一つ一つの事実は、いつ芽吹き、誰の思いで動き出したのか。名著 『昭和史』 に続き、わかりやすく語り下ろした戦争史決定版。日本人の心に今もひそむ「熱狂」への深い危惧が胸に迫る。 

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半藤一利、歴史探偵の昭和の集大成か?
80歳になっているようだ。 貴重な証言を集めている。
著者の本はよく読んでいる。 一番印象に残っているのは 『山本五十六の無念』 これは興奮した本だった。
映画 「日本のいちばん長い日」 この原作者と言うのは知っていた。
特に太平洋戦争の生き残った関係者からのインタビューは凄いのでは?
辻政信の話があった」。服を脱いで裸になり銃弾の跡を見せる。
この玉傷は何処の戦場と説明したようだ!迫力はあったようだ!

あの戦争は、幕末から始まる考えなのか?
幕末から明治維新、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、太平洋戦争までの経緯、終戦、昭和天皇と記述されている。
著者は酒飲みのようだ。

東大を卒業して編集者になる。坂口安呉の担当になる。
この坂口安呉も相当な人物なんだろう。酒飲みだそうだ。なので選ばれたと言う?
泊まりこんで作品が出来るのを待つ。一緒にいるのだがら何かと、歴史の読み方を教えて貰ったようだ。
そうして自分も歴史を勉強したようだ。
それとも一緒に飲んでいたのか?

著者は越後長岡が故郷と言う。賊軍と言われた。会津もそうだ。
司馬遼太郎がその辺は会津、長岡側に立って小説を書いている。
最近は中村彰彦により会津の事は分かって来ている。
活字になった時から、編集時にそのテーマに都合の良いように編集されると言う。
長岡では教科書と違う言い伝えがある。著者はそれを実感している。
明治維新からは薩長の良いように言われている。
徳川時代は悪かったと!
実際はそうではない!

著者は沢山の著書がある。ほとんど読んでいる。
もっとも衝撃だったのは、「山本五十六の無念」
メチャメチャ面白かった。
よく読んでいるので 半藤史観? が身についている。

日本海海戦の真相!
東郷元帥が神格化されている。勝ったので正しい真相を教えていない。
この辺りは信憑性がある!
正しい歴史を教えていない?????
講和でロシアから賠償金を取れない。民衆が騒ぐ!
仲裁役のアメリカルーズベルト大統領があきれた。
朝鮮半島と満州の権益を確保出来たし南樺太も日本領土になった。
何が不満なのか?日本に不信感を持つようになった・・・・・・・
満州の鉄道を日米でやろうととの提案を蹴った・・・・・
日露戦争の勝利で、日本はアジアの各国に希望を与えた。
違う道もあったが、日本は自国が大国と勘違いして欧米と同じことをした。
やがて失望を与える!
こう言う事を教えなければならないと思うが・・・・・

日露戦争後の日本はどうなったか?
①出世主義、学歴偏重主義。
②金権主義の時代。
③享楽主義の時代。
④以上から外れれば、社会主義になる。

漱石が文明批判をしている。
「日露戦争に勝って、一等国になったと言えども名物は富士山しかない。あれば昔からあったものだ。」
要は欧米からの借り物、独創性があるのは無い!

日本に最も影響を与えた作家、司馬遼太郎!
統帥権!
これを司馬遼太郎は批判する。山本七平も批判しているが司馬遼太郎ほどではない。
これが昭和を振り回したと!
著者は違う意見のようだが・・・・・
面白い例がある。
シナ事変。参謀本部は拡大したくなかった。中国との戦争なんかしたくない。
ところが出先の現地軍がかってに拡大した。
勝っているのだから強気になる。
近衛内閣も強気になる。最初の条件を変える。
蒋介石に日本は信用出来ないと言われる。
著者は使う人間の問題と言っているが、使えると分かれば使うのが人間であるのでは。

2014年4月19日 (土)

海軍戦略家 マハン・谷光 太郎

国家の盛衰は海上権力が左右することを明らかにしたマハンの代表作「海上権力史論」は世界を震撼させた。日米英独など列強に与えた影響を解読しながら、一方で太平洋戦争の遠因ともなったといわれる日本人移民排斥運動を主導したマハンの思想を分析、さらに米国の東アジア政策の源を形成したセオドア・ルーズベルト大統領とロッジ上院議員にも注目し、海軍内での確執を乗り越えて業績を残した人物像を、立体的に浮き彫りにする。

20140419_book1

著者の本もよく読む。初めて読んだのは、
ロジスティクス―戦史に学ぶ物流戦略だった。 メチャメチャ面白かった。
それからほとんどの戦史関係の本は読んだ。

ロジスティクス、アメリカ海軍の話は新鮮だった。 特にアメリカの海軍提督の話は面白かった。
アーネスト・キング、アルフレッド・マハンの分厚い本も読んだ。
キングは分かり易かったが、マハンは分かり難かった。
そのせいでもないだろうが、コンパクトに出版された。
最新作になるのだろう。 大変面白かった。

マハン自身は実戦経験がなく、しいて言えば安楽椅子探偵みたいなものなんだろう・・・
マハンの時代までで大きな戦争、ポエニ戦役とナポレオン戦役を例として挙げている。
ハンニバルは制海権が無い為にアルプスを多大な犠牲を払って越えた。
ナポレオンもイギリスに攻め込めなかった。
第2次世界大戦、ヒトラーもそうと言いたいのだろう。

研究の為の時間が欲しい。
海上に出されればそれも出来ない。
マハンを評価したのは、両ルーズベルト大統領!
便宜を図って貰ったようだが・・・・・
敵もいれば、味方もいる。 まして穏やかな性格ではなかったようだ!
アメリカは評価が悪い時、その評価表を本人に見せて反論の機会を与える。
著者は日本ではなかなか無理だろうと言う。
太平洋戦争、アメリカは戦意不足と見ればドンドン降格させる。逆も多い。
マハンは何とかなったようだが、海上に出ていなければ技術に取り残される。
実際にそういう事もあったようだ・・・・・・

坂の上の国に記述されていたが、マハンの教えで、陸戦も海戦も違いは無い。
真理と言うか、原則はある。
ゆえに戦史を研究する。
実際に秋山真之は武田信玄も調べたようだ。 
「坂の上の雲」 に記述されていた。
車懸りの戦法!真偽はともかく川中島の合戦で上杉謙信が使ったとされる。
又将棋に例えて、相手が銀ならこちらは金を出して確実に勝ちに行く!
実際に使ったようだが・・・・・・

『海上権力史論』
各国の海軍にもっとも影響を与えた本と言う! ドイツにも影響を与えた。 それがドイツの大海軍建造に繋がった。
日本も秋山真之が教えを乞うた! 又陸軍のプロシアのメッケル少佐を招いたように、海軍が招こうとした。
実際の費用も記述してある。
文筆活動での儲けと、そんなに変らないと言う!   

シーパワー! 
海軍は何のためにあるのか? どのように活用されるべきなのか?
過去の歴史を研究、分析すれば、国力・国の繁栄・国の安全にとってシーパワーは不可欠なものである!
歴史の研究から、歴史に一貫して流れる基本的原理―海上戦略―を掘り出す。   
著者の考え。 戦争への備が戦争を導く! これに対してマハンは反論する。
①南北戦争は戦争への備えがもたらしたものなのか?
②1864年の米・メキシコ戦
③アメリカ・スペイン戦争
④1877年のロシア・トルコ戦争
⑤戦争準備国と同意語のようなドイツは、半世紀にの巨大な軍備にかかわらず平和を維持した。
⑥陳腐な言葉の 「重要な利益、あるいは国家の名誉」 が戦争の動機と言う。軍備が無くとも戦争は起こる。   

やはり時代の技術の進歩にはついていけなくなっていると感じた!
面白かったです。

2013年11月27日 (水)

司馬遼太郎 歴史のなかの邂逅〈8〉ある明治の庶民

祖父・福田惣八の生涯を幕末維新史の点景として描く三篇のほか、日本人全般を論じた五篇、さらに劉邦、八大山人、ゴッホなど世界史のなかの天才の魅力を語る諸篇を収録。
歴史小説の巨人が遺した人物エッセイの集大成・全八巻、ここに完結。


20131127_book3

これが最後にまとめたエッセイ集になる。
時代は明治に入っている。著者の祖父、父が描かれる。
私自身の出身は、兵庫県であり高砂、尼崎に暮らした。今は神戸だが・・・・・・
なので播磨地方はよく知っている。
知り合いも多い・・・・・
英賀保とか三木とかが出て来ると、親近感を持ってしまう。読んでいて楽しい。

このエッセイ集では、日本人の事が出て来る。
明治維新の名前。
通称とナノリがある。
有名な、西郷吉之助隆盛!実際は隆永だった・・・・・
弟は従道だが、これを音読みするとジュウドウとなり従道となった。
二人ともこだわってはいなかったようだ。おおらかだ・・・・・

江藤新平は、通称の新平をを名前にした。
色々あったんだろうと思う。

秀吉と朝鮮使節の話があった。
まず幕末の話がある。
中国とイギリスの交渉だが、テーブルの位置が悪いと言って、イギリス外交官は自分で席を変えた。
これは驚きだったようだ。
中国の大官の意識はそんなものだと!奴婢を沢山使い、出入りには乗り物を使い、自分で労働すなんてことはない。
朝鮮も中国の影響を受けている。
秀吉をどうも馬鹿にしたようだ。

軽薄のエネルギー??????
大気が天下をとらせる。著者がよく言う、足利尊氏は気前よく土地を分けたので天下をとれた。
家康はどうだったんだろうか?
蒲生氏郷が、あの吝嗇さでは天下は取れないと断言したが、待ったかいがあり取れた!
氏郷は家康を認めたくなかったんだろうと思う。
秀吉もどうだったか・・・・・・
関ヶ原の合戦後、勝者の軍勢が増えている。負けた方の軍勢が紛れ込んでいる。
狭い日本だ!知り合いもいるだろう・・・・
家康はほっておいた。そう言う空気を読めるぶしょうだったようだ・・・・・
この時、大活躍したのが、大好きな藤堂高虎だ。
外様でありながら准譜代と言う扱いをうけた!
これで徳川の先鋒は、譜代の伊井と外様の藤堂と決められた。
幕末の鳥羽伏見の戦い!徳川の負けが決定的になると、砲門の向きを変えて徳川に砲撃した!
他の小説だが、これを「錦の旗」があがったからという記述もある。
元から勤王の精神を持っていたからと・・・・

一発でこの作家が嫌いになったが・・・・・・
それより著者の、藩祖高虎の体臭がしみついている、の方が正解なのでは?
桜田門外の変で暗殺された、伊井直弼!
この井伊家は勤王につくか、徳川に殉じるかと1万3千人の藩士に問うた!
佐幕はたった4人だったと言う。
日本史のおもしろさはここにあると言う。
変革期もすぐに片付く!
誇って良い物なのか?それとも情けなく思うべきなのか?

権力には礼こそ皇帝をして皇帝たらしめる。権威には装飾がいる?????
神がかりと言うべきか?
劉邦の話になる。嫌っていた儒者の意見を取り入れる。
秀吉はそうはならななかった・・・・

豊臣の殿中はガラが悪い。
関ヶ原後、三成嫌いだった浅野幸長が嘆いたそうだ。
三成がいたころはこんなではなかったと・・・・・・

記者時代に天皇陛下と鉢合わせした話もある。
著者の好きな中国の話が記述されて、最後にゴッホが記述されている。
ありきたりの美術家より著者のエッセイの方が分かり易いと思うが・・・・・・
世界の名画のゴッホのところで記述している。著者に頼んだ人は見る眼があるのだろうと思った・・・・
このシリーズ、8巻読み終わったが、久ぶりの著者の本で大変面白かった!

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