織田信長 (織田関連)

2016年3月24日 (木)

本・織田信長の外交 (2015/11)谷口 克広

織田信長の外交は、後継者たる秀吉・家康を含め、どの戦国大名とも異なる。
具体的には、武断派のイメージがウソのような「待ち」の姿勢、相手や状況によって施策を変える「柔軟さ」から、権謀術数を用いた「力の外交」までを縦横無尽に展開した。
しかし、戦争と外交は車の両輪であることを熟知していた合理主義者・信長ですら、一目を置いた人物がふたりいる。それは誰か?
そして、信長外交が最後に到達した形とは何か?一貫して信長を研究してきた著者が、現代にも通じる教訓とともに、日本史上稀なる人物を読み解いた力作。

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著者の本もよく読んでいる。
一般向きの本はほとんど読んでいる。
織田信長の専門家である。
著作も多い………
著者の本で知った事も多い。
今回は信長の外交である。
遠交近攻!
古今東西隣国とは仲が悪い。
日本の国内も同じである。
ならその向こうの国と仲良くする。
織田信長も今川、斉藤と戦っている。
その後ろの武田、上杉と結ぶ。
直接面するようになれば、その後の北条、佐竹、伊達と結ぶ。
毛利に対しては、大友、島津と結ぶ。
スケールがこれまでの大名と違い大きい!!
そう言う意味では力は無いが、足利義昭も相当なたまである。
名目だけで動き回った………

家督を継いだ時から思い切りの良い外交を進めている。
兄弟の争いも制する!
信長の弟は信行と思っていたが、そうでもなさそう。
最近はそう言う研究事例が多いようだ。
ねね??
おね!!
幸村が信繫である。何度も改名している例が多い。
信長は兄弟、子供に恵まれている。
婚姻関係により、最大限に利用している。
家康もそうである。秀吉は出来なかった??

目的の為には手段を選ばない。
忍従する時は、足の裏を舐めろと言われても忍耐する。
そういう事が出来るようだ。
徹底している。
信玄に対しても徹底している。
贈り物の器も手を抜かない。
漆塗りの良いものを持って行く。
信玄が試しに削ってみたら、漆塗りが何層にもなっている。
忍従する時は徹底している。
これを長年続ける。
信玄自体、信長を信じた??
謙信に対してもへりくだっている!!

利用できる物は利用する。
将軍義昭を手に入れる。
が義昭は自分の意見を通そうとする。
今まで読んだ本では、政権をどう運営するかのビジョンは無かったようだ。
単に将軍として立てて欲しのか??

身近な敵を制覇すると、信玄・謙信とも対決するようになる。
伊勢の北畠、神戸と息子を養子に送り込む。
将来の家督争いを見越している。
同盟を結んでは破棄される。
家康との清州同盟は例外なのか??
浅井長政も敵に回る。
本願寺、荒木村重、丹波波多野秀治、播州三木別所長治と敵に回る。
この時も、天皇を利用しようとした。
本願寺との講和である。
やはり信長は大戦略家である。
この時はかの有名な鉄船で毛利水軍が敗退するので必要なくなった??

苦しい時は利用できる物は何でも利用する。
「志賀の陣」がある。朝倉・浅井との戦いである。
信長最大の危機である。
将軍と関白が調停する。
比叡山延暦寺が承知しない。
が何とかなったが、信長は執念深い!
後に延暦寺の焼き打ちとなる!!
利用価値が無くなれば、将軍と言えども追放する。

対信長包囲網の黒幕は??
本願寺顕如と言う。
もっとも組織力がある。戦力もある。
信玄をたき付けて反信長陣営に引き込んだ。
本願寺はそれなりの力がある。
戦国時代、一向宗と対立する。
それに手を取られる。
各地に抵抗を控えるように命令できる。
となれば、謙信なんかも兵を動かしやすくなる。
最大のフィクサーである。

といっても、反信長陣営には将がいない。
信玄も他に命令できない。
軍神謙信には他の兵が付いて行けるだろうか??
畿内にはまとめれる将はいない。
毛利も小早川、吉川と第一級の将がいるが、輝元ではまとめれない。
各個撃破されるだけである。

信長の天下人までの推移がある。
尾張から全国制覇までである。
関東も支配下に治めていた。
北条も支配下になっている??
北陸も順調である。越中魚津城も落ちる。
中国も自ら出陣の予定である。講和間近である
九州も大友・島津と良い関係である。
四国は手違いなのか?
長曽我部と争うようになる。

家康の高天神城攻めがある。
降服を求めて来ているが、信長は許さない。
それより勝頼をおびき出す餌にしている。
武田も和睦を考えている。
が信長は受け付けない!!
この頃はもう天下人である。好きな事が出来る!
のちに重臣も追放している!
理由は単に不要になったからか??
佐久間信盛が有名である………

信長は配下に恵まれている??
官僚であるが、村井貞勝、松井友閑、武井夕庵の名前は良く出る。
能力はあった、有能だったんだろう………
信長が上様と言われていた時に、秀吉・光秀と並んで任官している。
どちらかと言うと文官なので安心して使える。

信長は力の外交のようだ。
その経緯が良く分かる内容であると思う。
そのまま天下を取っていたらどう言う政治形態になっていたのか?
鎖国も無かっただろう………
面白いIFであるが………

2016年3月23日 (水)

本・ここまでわかった!明智光秀の謎(2014/9)・『歴史読本』編集部

本能寺の変の実行者として「謀反人」のレッテルを貼られてきた明智光秀の実像を、最新研究から解き明かす。付録として、本能寺の変後に書かれた同時代史料「惟任退治記」全文の原文・現代語訳を掲載。

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とりたてて言う目新しいものは無いと思うが・・・・・・
本能寺の変で、渡邊大門が記述している。
最近はよく読んでいる著者なので、嬉しいが内容は目新しくない。
要はみんな確実な物は無い。
出生。
誕生の地も分かっていない。
明智、明知・・・・・・・
系図もはっきりしない。
推定することだ出来る。
がいずれも帯に短し、襷に長し、と言う事のようだ。

有能であったと言う。
でなければ信長に重要視されない。
足利義昭に仕えて、信長に仕えて各地を転戦する。
家臣団の事を記述している。
家康のように譜代の家臣も多く無い!
斎藤利三も引き抜きである??
秀満も光秀との関係は不明と言う。
明智の性があると言っても一族とは限らないようだ。
人心掌握の為に、性を与える。
蒲生氏郷がそうだろう・・・・・・
ただ伊勢家臣団を配下におさめた。
これが大きい!
本能寺の変での戦死している伊勢家臣は多かったようだ。
知らなかったが、光秀の妹が信長の側室になっている。
それも光秀が優遇された一つの理由だろう・・・・・・・

光秀の5ヶ条の法度がある。
①   織田家の宿老や馬廻衆とすれ違う時は、脇によって慇懃に先方を通す事。
②   阪本と丹波を往復する場合は、洛中を通らずに、北辺の柴野・白河経由か、南辺の渋谷・大津経由で往復する事。
③   京に用があり、人を遣わす場合は、馬を用いないこと。
④   洛中・洛外での遊興見物は禁止すること。
⑤   道路で他家の家臣団と口論してはいけない。もし喧嘩をした場合は理非にかかわらずに成敗するし、喧嘩をしたならその場で自害せよ。

メチャメチャ苦労人だと思う!
秀吉みたいに明るくない分、そんな役回りと思う!

当世、本当の文化人は、細川幽斎と言う。
光秀もそうだと言われているが・・・・・・・
50回前後の連歌興行を行っている。
千句興行に参加している。3回あったようだ。
1日で、4人でやる。参加者は当代一流の連歌の宗匠と言う。
句を記録する人も大変である。

有名な「ときは今 天が下しる 五月哉」
深読みし過ぎではないかと!
単に戦勝祈願と考えた方が良いと言うが、そうだろうと思う!

四国問題はどうなのか?
単に四国だけで無いようである・・・・・・・・
斎藤利三主犯説はなさそうである。

明智藪に入っている。
首塚も沢山ある見たい。
子孫も多そうであるが・・・・・・・・

本能寺の変は、渡邊大門が記述している。
その動機は?
①   家康饗応説
②   光秀骨折り発言説
③   光秀小用説
④   光秀の母見殺し説
⑤   光秀移封説     出雲・石見への移封??
⑥   光秀付髪落下説

黒幕説は記述されていない!
それぞれの説は否定的である。
正解は無いだろうと思うが・・・・・・・

やはり本能寺の変がらみの本は面白いと思う!
最後に『惟任退治記」全文の原文・現代語訳が掲載されている。
絶対に学者にはなれないと思った!

2016年3月18日 (金)

本・織田信長 戦国最強の軍事カリスマ(2014/12)・桐野作人

ほとんどの合戦に勝利し、天下統一をほぼ成し遂げた織田信長。
戦略や戦術以外に、他の名将には無い「軍事的カリスマ性」が、その勝敗を決めた鍵ではないかと仮定し、その真偽を「評伝」スタイルをとりつつ検証する。

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大長編である。文庫本で700ページある。
が読み易かった。
難しく記述していないと感じた。
二郎の頭の程度に合わせてくれている。
そう言う事を言うと、作者と他の読者に失礼にあたる!
が信長の歴史が大変よく分かる本である。

引き込まれるように読める。
12章に分かれている。
軍事カリスマ」と言う!
自ら先頭に立って戦う事も辞さない!
そう言う例もたくある。
最初は尾張一国も治めていない。
身内にも敵がいる。
弟は信行と思っていたが、違ったようだ!
何度か名前は変えているのだろう・・・・・・・・
信勝なのか!
どちらにせよ殺す!

しかし研究者には感心する。
家臣の書状まで調べて裏(?)を取っている。
桶狭間の合戦!
今川の狙いは何処にあったのか?
天下に号令すると言う事では無さそうである。
三河領有説、尾張侵攻説、国境紛争説がある。
公称とは言え4万5千は多い!
ロジェステックを考えると、上洛説はどうかなと思う?
単なる尾張侵攻のような気がするが・・・・・・・
最近の研究により、桶狭間の合戦も従来の思いとは違ってきている。
奇襲説?
ロマンが無くなる!

尾張統一から、美濃攻略へ!
足利義昭と上洛する。
この頃は毛利にも敵対していない様だ。
畿内の敵の掃討!
浅井、朝倉、本願寺・・・・・
志賀の陣」の分析がある。
講和はどちらが持ちかけたのか?
どうも比叡山延暦寺が信長に逆らったようだ。
朝倉追撃に信長の軍事カリスマは発揮された。
諸将が付いて来ない。来れないのか?
この時に、佐久間信盛が「我らほどの家臣はそうはいない!」
と居直ったようだ。
信長は執念深いのか?
比叡山も焼かれ、佐久間信盛も追放された!
追放された時、過去の失言を思い出しだろうか?

武田勝頼は信長に勝つつもりで出陣している。
かの有名な長篠の合戦!
鉄砲三千丁は有りそうな感じである。
三段撃ちは不明の様だが・・・・・
東西の有力大名が初めて戦った・・・・・・・

上杉謙信との戦い!
織田軍、柴田勝家が惨敗したと言う!
がどうもそれほどの負けではない様である。
小競り合い程度とも言われる???
毛利との対決。
ここで官兵衛が少しだが出て来る。
毛利水軍との戦い!
ここからは複雑である。
本願寺、播磨、丹波、摂津有岡城で戦いがある。
信長の主敵は本願時である。
しかし荒木村重はじめ皆毛利を当てにしている。
そこが間違いと思う!

信長の宗教政策がある。
安土宗論。
法華宗と日蓮宗の宗教問答がある。
対決の命がけである。
信長自身の宗教は分からないが、紛争を回避し現状の維持を図った。
秩序を乱したとされる法華宗は、責任者が処刑された。

東国の武将から信長に、鷹や馬の献上が多くなってきているようだ。
どういう意味があるのか?
服従を表すと言う。信長の勢力を当てにしている。
献上する鷹も種類があるようだ。
「乱取」と言い、どんな種類の鳥も取る鷹もあれば、コウノトリ、鶴とかを専門にしている鷹もあるようだ!
小田原北条氏も鷹を献上している。
もはや天下は信長の物になりつつある。

家臣団の再編成と領国再配備を行う。
佐久間信盛の改易があり、それにより可能になる。
信長も執念深い???
近江・丹波を支配している光秀は、いずれは遠方に国替えをされると思わなかったのか?
滝川一益が関東へ。
柴田勝家が北陸へ。
羽柴秀吉が中国、九州へ。
丹羽長秀が四国へ。
となれば光秀も九州当りが支配下になってもおかしくない。
畿内は、譜代・腹心で固めようとしていた。東海地方もそうだろう。
本能寺の変の理由は?
分からないが、著者が良く言う四国問題も一つの理由なのか?
想像しても本人しか分からない!
最初は光秀自身天人のなろうとしたようだ!
結果として成算無き反乱になった。
が、信長が死んでいなければどうなっていたか?
明征服へと進んでいたと言う!
明を滅ぼしていたのは、清では無く日本だったかも知れない。
そうなれば歴史は面白くなっていた・・・・・

細かいエピソードも多く、この本一冊で信長が理解できると感じたが・・・・・
面白かったです!

2015年5月 1日 (金)

本・戦国政略結婚史 ~浅井三姉妹が生きた時代・高野澄

戦国時代は、もっとも政略結婚が盛んな時代だった。しかし、その九割は天下取りとは無縁な、戦国大名や国人・土豪層の境を接したもの同士の現状維持を図るための一手段だった。歴史の常識を破壊する。

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攻略結婚と言えばハスプブルク家の事かと思う!
浅井長政の例がある。
父久政は六角氏と近い。
長政は六角氏の家臣の娘を貰う?
が曲がりなりにも浅井家も戦国大名である。
家臣の娘では、長政のプライドが許さない。
そこでも信長が、妹お市の方を嫁がすことで浅井と同盟を結ぶ。
結局離反するが・・・・・・・

二つの系図がある。
鎌倉時代の、北条と足利の婚姻である。
北条が足利に気を使ったのか?
足利が北条にすり寄ったのか?
足利の当主は、北条から妻を迎えている。

足利時代、足利は日野家から嫁を迎えている。
その系図を見ていれば、両者の思惑が感じられる。
双方にメリットがあるのが攻略結婚。
こうなると子供は多い方が良い。
武田信玄の子供の行先がある。
全て攻略結婚のようだ。
北条、織田、上杉、そして重要な家臣に嫁がせる。
適当な年齢の子供がいなければ、一族の娘を養女として嫁がす。
同盟が破綻すれば娘は婚家へ帰させる。
お市の方は帰らなかった。

信長は徹底して
織田と明智の血をひく、
信長の弟、信行の息子信澄。正室は光秀の娘である。
その息子昌澄がいる。
こういう人は複雑になる。
忠興・ガラシャと関係がある。
そういう事であれば助けてくれる人もいる。

攻略結婚の有効期限。
目の前の出来事を解決できれば終わり。
持続するには次から次と婚姻を繰さなければならない。
信玄・義元・氏康の三国同盟。
それぞれにメリットがある。
義元が信長に討たれて状況が変わった。
メリットが無ければ終わる。

毛利元就の有効活用したと言う。
養子縁組の方が有名である。
吉川元春、小早川隆景と養子に出す。
信長も息子信孝、信雄を神戸・北畠に送り込む。
新井白石の信長の糾弾がある。
『親子兄弟の論理を大切にしていない!』
結果としてみればそうなんだろうが、別に信長だけではない。

徳川家斉の55人の子供。
戦国時代は現状を変える為に行われる。
江戸時代は現状を変え無い為に行われる。
この例は面白い。
はっきり言えばメチャメチャである!
藤原氏の攻略結婚。源氏、平氏からの攻略結婚の例が沢山記述されている。
非常に面白い。

2015年4月23日 (木)

本・天地雷動・伊東潤

信玄亡き後、戦国最強の武田軍を背負った勝頼。これを機に武田家滅亡を目論む信長、秀吉、家康。息詰まる駆け引きの果て、ついに合戦へと突入する。かつてない臨場感と、震えるほどの興奮!待望の歴史長編!

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信玄が亡くなる。
後継ぎはどうなるのか?
四男でありながら相続人になる。
が宿老と対立する。
武田家四天王。
馬場信春、内藤昌秀、山県政景、春日虎綱。
勝頼の腹心、長坂釣閑斎。
四天王と対立する。
勝頼は自分の意見を言えない。
信玄の遺言と言う事で無視される。
と言う場面から始まる。

家康、秀吉、勝頼と武田家の家臣が交互に出て来て長篠の合戦まで続く。
家康は苦労している。
信長にええように使われている。
信長の苦しい時、姉川の合戦とかには出陣している。
が反対は少ない。家康への援軍は少ない。
信玄上洛時も信長は3千の援軍である。
家康も後に信康自害の元を作った、酒井忠次みたいに主君を主君と思わない家臣がいる。
徳川家四天王の一人である。
あまり家康の家臣は登場しない。
信玄亡き後の武田家もまだまだ健在である。
武田の圧力を感じる。
信長は武田との決戦を考えている。
その為に鉄砲3千丁を調達する。
5百丁追加になるが・・・・・・
それも同じ性能の鉄砲を造らせる。
これを秀吉が命じられる。
信長の命令である。拒否は出来ない。
今井宗久が受ける。
当時の堺は鉄砲の生産地である。
近江国友もそうである。
鉄砲だけではない。
硝石や玉も手配する。

この3千丁の鉄砲はあったのか?
千丁の横に三を付け加えたとも言う。
又各武将に数十丁ずつ差し出させたとも言う。
ギリギリで間に合うが、それならば3千人の撃ち手がいる。

3段撃ちはあったのか?
最近の研究では無かったと言う。
と言うより鉄砲隊で何人かがまとまって、一人撃ち、次に撃つ、そうして次になる。
そう言う撃ち方をしたのではないか?
やはり鉄砲は強力な武器である。
戦場でいくら大声でも、一斉射撃の命令は出来ないと思う。
散弾の撃ち方もある。

小説では勝頼と宿老の対立がある。
官僚、長坂釣閑斎に対する宿老たちの反感!
「三成と七将みたいな話である」
信長は決戦できる場所を探す。
勝頼が勝てると思える場所である。
そこで長篠設楽原が選ばれる。

周到に勝頼が決戦を求める様に仕向ける。
勝頼が引けないように考える。
その為に信長は兵力を見せない。
勝頼の宿老たちは撤退も考慮に入れている。
が一門衆が動かない。
勝頼も宿老たちに、言ってはいけない事を言ってしまう。
『命が惜しいのか!』
宿老たちはあきらめる。もはや何を言っても無駄と!
最初に、酒井忠次の鳶ヶ巣山攻撃がある。
状況が変わった。
撤退を進言されるが勝頼は拒否!!

家康に信長は佐久間信盛を付ける。
監視役なのか?
将来追放されるがこの頃は信頼されていたのか?
もっとも新田次郎は、佐久間信盛を弱小としている。
ここを馬場信春が攻める様に記述していたが・・・・・

武田の戦死者は1万と言う。
それより歴戦の勇士を失った。
馬場信春、内藤昌秀、山県政景、真田信綱、真田昌輝、土屋昌継、原昌胤・・・・・・
織田・徳川連合軍は名だたる武将の戦死者は無かったようだ。

最後は春日虎綱の進言がある。
北条との同盟強化と、北条の支配下になり生き残りを図る。
一門衆、穴山信君、武田昌豊の切腹。
木曽義昌の国替え。
どれも出来なかったようだ。
面白かったです!

2015年3月 6日 (金)

本・信長の政略: 信長は中世をどこまで破壊したか・谷口克広

信長はどこまで中世を打ち破ったのか?外交と婚姻政策、対朝廷、対将軍、対宗教、家臣団統制、居城移転策、戦略・戦術、農政、商工業、交通、町に対する政策等、あらゆる信長の事跡を徹底検証!真の信長政権像を提示する!

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著者の本もよく読んでいる。
織田信長関係で面白い。
著者も好きな織田信長の研究が出来て幸せだろう。
分かり易く記述してくれている。
いつも関心するが、研究者は良く文献を読んでいる。
そして実際に検証している。
記録を取り上げるかどうかは迷うと思う!

序章  信長の天下布武への道
第一部 周囲に対する政略
第二部 統一戦争に向けた政略
第三部 民衆統治に関する政略
終章  信長の政略を総括する

以上に分かれていて、さらに細かく分析している。
読んでいて非常に分かり易い。そう言う風に記述しているのだろう。

信長の外交の致命的な欠陥!
敵を許さず討伐してしまう事にあると言う。『秀吉との差か?』

公家たちへの経済的援助として、所領宛行いと徳政令を実行した。
援助はしていた。

日蓮宗の弾圧。
日蓮宗は過激な行動を取る。山科本願寺を焼き延暦寺とも対立する。
諸勢力の軍勢によって京から追い出されたと言う。
安土宗論、安土で日蓮宗信者が揉め事を起した。日蓮宗から宗論を望んだ!
信長の日蓮宗弾圧のチャンスが来た。
日蓮宗には勝つチャンスは無かったようだ。

本願寺の教えそのものを信長は排除していない。
伊勢神宮は20年毎に遷宮するが、費用の関係で中断していた。
信長はこの費用を出す。一千貫の見積に対して三千貫だす用意があり、
さらに上積を申し出る。
自己神格家についても、否定する研究家も多い。
フロイスが問題のようだ。何処まで信用するのか?
こうなると宗教観はどうなのか?
無神論者では無さそうと思うが・・・・・・・
信長の家臣の編成がある。
家臣は譜代外様を問わずに粛清が多いようだ。
昔の恨みなのか?
能力が無いと思われ、もう不要と思われたのか?
佐久間信盛の話がある。無能なのか?
昔の逆らった事を罰しているのか?
家臣団の再編成なのか?(無能な武将は追放される)

信長の戦いがある。
籠城は無い。
絶えず相当な兵を集めて攻勢に出る。
兵を集中できる体制、外交、経済、調略がもの凄いと言う!
兵站、ロジェスチックも考えていたのだろう・・・・・・
信長が本能寺の変で倒れなければどうなっていたか?
上杉は滅びる。
毛利はまだ減国されるだろう!
長曽我部は土佐一国か?
東北は北条をはじめ織田と友好的である。
九州も簡単に片付くだろう・・・・・
3年から5年で天下は、完全に織田政権になる。
武将達の粛清もあるだろう。

信長の業績が項目ごとに記述されて大変分かり易い、面白い本でした。

2014年12月10日 (水)

本・信長政権・・・本能寺の変にその正体を見る・渡邊 大門

明智光秀はなぜ謀反を起こしたのか?
異説・新説が飛び交い、いまだ論争が絶えない「本能寺の変」。光秀の性格はむしろ信長に似ていた?
四国出兵は長宗我部氏討伐が目的ではなかった?
信長は天皇を蔑ろにしていたわけではない?
将軍・足利義昭の黒幕説は成り立たない?
史料を真摯にひもときながら、日本史永遠の謎を改めて検証。あわせて織田政権の実像を浮き彫りにする。

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著者の本は何冊か読んでいる。
今回も面白かった。
最近信長について、谷口克広・渡邊大門・藤田達生と続けさまに読んでいる。
全部面白い!

旧来の信長像は「中世的権威を否定」した超人的な人物として描かれてきた。
政策、将軍や朝廷なども含めて「革新性」が強調され、彼らに代わる権力・権威
として天下統一を図ろうとしたように考えられもした。
そして自ら神になろうとしたのか?

明智光秀から始まる。
光秀のイメージがある。
やはり文献を調べている。感心する。
出自から分からない。
教養人であり、どちらかと言うと弱弱しいイメージがある。
そんな事は無いだろう。
信長に仕えて破格の出世をしている。

最近本命視されている、四国問題がある。
初めの取次は光秀である。長宗我部と親しい。
が信長の四国政策が変更になり、信孝が四国征伐に赴く。
それにより光秀が著しい不利益を被った分けではない。
光秀が信長から遠ざけられたわけではない。
そういうのは二次資料が多いと言う。
あまり記録として残っていない。
四国問題は光秀の立場を悪くしたわけでもなく、秀吉との対立があった分けではないと言う。

家臣・諸大名との関係がある。

荒木村重の謀叛。
十分な事前協議と総合的判断と言う。家臣は兵糧を本願寺に入れ、中川清秀が謀叛を勧めた・・・・・・・
そうではないようだ!
別所長治の謀叛。
やはり総合的に考えて毛利が有利と判断した結果と言う。
毛利の外交、足利義昭の働きかけがあった。『安国寺恵瓊か?』

家臣の能力による整理、粛清。
佐久間信盛は、本願寺包囲中、毎日のように茶会を開いていたと言う。『津田宗及の茶会記』
そんな話は知らなかった。
信長は総合的に判断して、もう使えないと判断した。
しかし昔の恨みも持ち出している。
早く追いだしたいのを我慢していたのか?

黒幕説の代表。
朝廷と足利義昭!
朝廷とは対立していたのか?
どうもそうでは無さそう!
改元問題、暦、三職推任問題、譲位の問題等はあるが・・・・・・

足利義昭黒幕説。
そもそも光秀は義昭を評価していたのか?
していたとは思えない。
学者・作家の思い込み、言葉尻を取っていて都合よく判断する。
そういう物ではなく、本能寺の変は、光秀なりの勝算があって起こしたものと言う。
『そう思う。黒幕に操られた等言うのであれば、信長も光秀も浮かばれない!』

最後に本能寺の変がある。
ここで斉藤利三が出て来るが大きな扱いではない。
言い尽くされている、細川幽斎・忠興、筒井順慶の動向がある。
幽斎宛ての書状は哀願に近い物と言う。
光秀なりの成算はあったと思う。
しかしそれは織田家の武将達が京都にいない空白の時、
柴田勝家VS北陸で上杉。
滝川一益VS関東で北条。
羽柴秀吉VS備中で毛利。

織田信忠は京都、丹羽長秀は大阪。徳川家康は堺か?
単にこの空白時の、時間がありその間に何とかすと言うのが、光秀の成算なのか?
その時間も上手く利用しているとは言い難い!
光秀はまず来るのは、織田家武闘派の巣窟、柴田勝家北国軍団と思っていたようだ。
なので、秀満を近江の方へ派遣している。
鈴木眞哉と思うが、信じられない秀吉の幸運により光秀の目算は狂った。
と言うのが正解か?

著者は、谷口克広・藤田達生らの引用も多い。
上手くまとめている。
面白い本です!

2014年11月30日 (日)

本・人間というもの・司馬遼太郎

『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などの膨大な作品群によって、人間とは何か、日本とは、日本人とは何かを問い続けた国民作家・司馬遼太郎。本書は、数ある名作・名随想のなかから、混迷の現代社会を生きる上での道標とすべき珠玉の言葉を、テーマ別によりすぐったアフォリズム集である。歴史・文明への透徹した洞察、人間への温かなまなざし―司馬文学の魅力を濃密に凝縮したファン垂涎の一冊。

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確かに面白い。何回か読んでいる。
単行本で読み、文庫本でも何回か読んでいる。
この度又ブックオフで見つけて買った本である。
面白い!
気になるのを集めてみた。

1、美人はわが身が美しいと思えばこそ、より美しくみえ、美しさを増す。才ある者は思いあがってこそ、膂力がある者はわが力優れりと思えばこそ、力を発揮する。『期待が人を育てる?』
2、人の一生は短いのだ。好まざることを我慢してやるより、好むことを磨き伸ばす。その方が大事である。
3、「一隅ヲ照ラス者、コテ国宝」最澄。
4、たとえ小人でも長所をとって小職に用いればよい。ただし長官に据えたり重職につけると国家をくつがえす。
5、人の好意をよろこばぬとかえって人は裏切る。
6、「世を動かすのは、これだ」 これは欲望をさす。
7、人間の一生のうち、飛躍を遂げようとおもえば生涯に一度だけ、渾身の知恵をしぼって悪事をせねばならぬ。
8、国家に責任をもっている専門家とか、その専門家を信用する世間の常識というものほどあやうくもろいものはない。大正末期から昭和初期の高級軍人や高級官僚は日本の把握が出来ず、幼児のようであった。
9、戦争は補給が決定する。その原則通り日本は負けた。
10、世間は他人の批評をするときはすべて道徳家になる。『大変よく分かる』
11、古来将軍の才能ほど稀有なものはない。源平争乱で将才を持ったのは義経だけである。戦国時代も数人しか出ていない。
12、光秀が聞く。勝手の秀吉の家臣に秀吉とはどう言う男だ。少しのてがらでもビックリする褒美をくれる。光秀は考え込んだようだ。
13、家康は誰よりも、信玄・謙信・信長・秀吉よりも長命だった。
14、家康は衆議にかけた。自分の案があっても幕僚の意見を聞いた。そうして幕僚たちの頭脳を練らした。『信玄もそうだったようだが・・・・』
15、白河以北は敬語が少ない。スチュワーデスを東北から採用しにくい。『和歌山は?』
16、日本と日本人は、国際世論のなかではつねに無視されるか、気味悪がられるか、はっきり嫌悪されるかのどちらかである。『まるで今の現状である』
17、日本人はその主君に対して忠誠心がない。『戦国時代まではそうなんだろう』
18、陸軍にあっては「戦車は戦車である以上、敵の戦車と等質である。攻撃力も防御力も同じである。これに疑問をいだくことは禁忌である。
19、名将とは臆病であらなければならない。それが自軍の欠点と利点を考える。
20、すぐれた謀略とはわざわざ罠を造ることではない。それは見えすいた作為で謀略ではない。たまたま発生してくる事象に少し手自然に近い作為を施すと言う。又ウソは誠実につかねばならない。誠心誠意だまさねばだませない!
21、人の運命は九割は自分の不明による罪だ
22、ある人物をひとに観察させるとき、よほどの器量の者にそれを見せなければ印象をあやまる。『信長の評価か?』

大変面白い本です。
時間がある時に読みかえしている本です!

本・城を攻める 城を守る・伊東潤

城めぐりをしていて、城好きが高じて、その歴史的背景までも知りたいと思っているのではないだろうか。本書は、そうした方々を対象としている。その城で過去にあった攻防戦に目を向けてもらい、その城の経てきた歴史に興味を持っていただく必要がある。本書は、そうしたことを念頭に置いて書いた「戦う城本」である。

20141130_book2


26城紹介してある。
当然のことながら実際に城の周りを歩いている。
山城はえらかったと思うが・・・・・・・
戦国時代から幕末にかけての戦いのあった城を紹介している。
又城郭の図(?)絵(?)も付けている。
大変よく分かる。
城址によっては、案内に「堀切」と案内がある城址もある。
播磨三木城攻防戦。
秀吉の平井山本陣。
ここの主郭にいくまでにの斜面に兵が寝泊まりしていたとの案内があった。
食料や糞尿はどうしたのだろうか?

読んでいて特に北条関係の城に行ってみたいと思った。
八王子城・河越城・箕輪城・山中城・韮山城・・・・・・・・
河越城
三大奇襲戦と言われる、河越城。
北条氏康が主役である。氏綱も関係しているので北条とは関係が深い。
他は織田信長と毛利元就である。
氏康は名将なんだろう・・・・・
が定説は変わっていく。
戦いも夜戦では無かったようだ・・・・・・
その都度ロマンが無くなるが・・・・・・

水戸城
幕末これほど藩内で殺し合いをやったところは無さそう。
その為有為の人材が枯渇した。
実際幕末も後半になると水戸藩士の名前はあまり出て来なくなる。

八王子城
巨大な城である。
秀吉の小田原攻めで落城。
氏政の弟、主戦論者の氏照の居城である。
秀吉に刃向ったとあまり評価されていない。
玉砕したようだ・・・・・
が著者も小説で取り上げている。
なかなかの武将と感じたが・・・・・・
行って上までは登れないと思うが・・・・・・・

箕輪城
武田信玄の攻撃に耐えた城である。
長野業政には、新陰流 上泉信綱が仕えている。
中小企業連合と言うべき、小土豪との連携を図る。
やはり人なのか?
息子の時代に落城する。
二代目は気の毒である。

韮山城
名将、北条氏規は守る。
寄せ手の大将に問題はあったが、守りきり開城する。
最初の山中城が一日で落城する。
織田信雄が大将で、蒲生氏郷・福島正則・細川忠興らが攻める。
大将以外は猛将がそろっていた様だ!!
やはり人なんだろうと思う。

有岡城
荒木村重の居城である。
信長に反抗する。
一度でも信長に疑念を持たれると、いつかは滅ぼされる。
その不安から反旗を翻す!
そうそそのかした中川清秀はさっさと信長に帰順する。
信長も清秀は重要視していなかったんだろう・・・・・・
1,6kmの800mと言う巨大な城である。
村重にはそれなりの成算があったんだろう・・・・・・
高槻・茨木・尼崎・花隈・三田と支城があり充分戦えると!
全部行ったが・・・・・・『自慢にもなりませんが・・・・・』
播磨三木別所氏、丹波波多野氏、本願寺と同時に信長は戦わなければならない!
が全て毛利の援軍が頼りである!
安芸からは遠いと思うが・・・・・・

家康と信玄・勝頼の攻防戦。
高天神城、長篠城は行っているが、又行ってみたい。
今までと違った目で見れると思う!

2014年10月14日 (火)

本・虚けの舞・伊東潤

本能寺の変から十年。天下人となった秀吉は朝鮮出兵の大号令を発した。その前線、肥前名護屋陣にいた二人。秀吉からすべてを奪われた信長の息子・信雄と、秀吉に滅ぼされた北条家の生き残り氏規。この苛烈な時代を二人はいかに生き抜こうとしたのか。絢爛たる桃山文化を背景に描かれる落魄者たちの戦国絵巻。

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権力者に振り回される二人の男!
名将、北条氏康の息子氏規。
織田信長の息子信雄。
二人の男の人生が、現在と過去に交差する!
物語は朝鮮侵攻の城、名護屋城から始まる。

信長の息子でありながら、本能寺の変後役に立たず、うつけと言われる信雄!
織田家の跡目争いからも外れている。
100万石を貰い、家康と組んで秀吉に対抗する。
北条攻めでほとんど何も出来ない!
移封を断り、秀吉の逆鱗に触れ無一文になる。

北条一門でも早くから信長、秀吉に臣従すべきと考える。
が、小田原城は謙信も信玄も攻めきれなかった!
その自信が秀吉と戦うようになる。
韮山城で戦い、開城したとは言え名将と言われる。
のちに河内で小さく北条の名を残す。
明治維新まで続く!

この二人が主人公なのはどうかな?
運命に翻弄されているのが共通点なのか・・・・・・・

天下人、秀吉に逆らえない!
信雄は、北条戦が終わった後、家康の領土への移封を断る。
待ってたとばかりに無一文で追放される。
小説では罠臭い!
北条戦後、恩賞として与える土地が無い。
信雄の100万石は、恩賞として与えたい。つまり信雄は改易したい!
実際に、対徳川対策として、律儀者と言われる大名を東海道に配置した。
『全部期待外れだったようだが・・・・』
最初から加増を受けてはいけないと、入れ知恵される。
そのようにするが、秀吉が怒る!!!
この辺は、猿芝居か???
しかし有り得る話であると思うが・・・・・・
それにしても100万石もありながら、秀吉に一太刀浴びせようとは思わなかったのかと思う!!!
家臣も家臣だと思うが・・・・・・・

しょせん飾りだったのか?
父が偉ければバカ息子は辛い!

北条も複雑である。
秀吉に滅ぼされたので、無能の集まりのように言われている。
特に四代目氏政は、よく言われない。
がそうだろうか?
結果から全て判断されている感じがする。
氏規は今川家に人質として出される。
その時に、家康と一緒に人質生活をしている。
西国を見ている。
つまり信長、秀吉の力も理解している。
北条が上洛した時は、氏規は行っている。
が官位が無く、バカぬされたようだ。
これは秀吉の遠謀なのか?
秀吉に対して恭順を主張したが、認められず戦う。
名将である。
韮山城に籠城し、この城の価値が無くなった時に開城する。
兄、氏政・氏照は切腹したが、河内で小さく家を残す!

信長との思い出。
本能寺の変。
清須会議。
小牧長久手の戦い。
北条攻め。『ここは可哀想になる場面である』
改易。
秀吉に媚を売る。
この人生をどう思うか?

氏規は読んでいてもまだ救いがあるが、信雄は救いが無いと感じる。
この二人に関しては、良く知らなかっただけに面白かったです!

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